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【エンタがビタミン♪】小橋建太と妻の“がん闘病”秘話「プロレスに対して失礼のないように全うしたい」

TechinsightJapan / 2015年11月17日 15時45分

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小橋建太が現役プロレスラー時代に腎臓がんと宣告され、当時交際中だった妻に伝えた際のエピソードをバラエティ番組で明かした。「俺のプロレス人生はまだ終わっていない」と闘病しながら復帰を目指す小橋、それを支える彼女の姿に共演者も涙する。

今年の8月12日、小橋建太と妻・真由子さんに第1子女児が誕生した。2人が19年前から頭に描いたことがようやく現実となったのだ。11月15日放送の『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)に出演した小橋建太が、真由子さん(歌手の細江真由子、現在はみずき舞)に一目惚れして猛アタックの末に交際が始まった19年前を再現ドラマで振り返った。

結婚するつもりで付き合っていた2人は、デート中に彼女が見つけた子供服を「これ、将来のために買っちゃおうかな」とはしゃいだりする微笑ましい関係だった。しかし、小橋がプロレスに打ち込む日々を送って結婚できずに10年が過ぎた。2006年、精密検査を受けた彼は医師から腎臓に腫瘍がありがんを宣告される。帰宅してそのことを真由子さんに伝えると、彼女は小橋の前に立って「私と結婚してください」とプロポーズしたのだ。

真由子さんはその時のことを「どんな状態でも、少しでもそのことで何か力になれたらとの思いで、結婚して欲しいと言いました」と振り返り、小橋は「すごく嬉しかったが、自分が幸せに出来ないと思い、結婚はできないと答えた」と語る。

小橋は手術を受けて命が助かったものの、誰もがプロレスは引退すると思っていた。しかし、彼は「俺のプロレス人生はまだ終わっていない」とリハビリを続けて2007年12月2日の日本武道館大会で、546日ぶりにリングへ復活した。当時の実況アナウンサーは「小橋が、生きて帰ってきた~!」と叫んだが、観客の「小橋」コールに掻き消される。試合はタッグマッチで相手の三沢光晴からホール負けを喫したものの、実況は「小橋が勝ちました! 腎臓がんに勝ちましたっ!」と伝えた。

それから3年後、今度は小橋建太からプロポーズして2010年10月2日に真由子さんと結婚。彼は再びプロレスラーとして活躍するが、2012年2月の試合中に左脛骨骨折、右膝靭帯損傷、右脛骨挫傷を負い欠場。同年12月9日、引退の意志を表明して2013年5月に引退した。彼はその年に個人事務所『Fortune KK』を設立、2015年6月より尚美学園大学総合政策学部ライフマネジメント学科の講師に就任するなど次のステージで活躍している。

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