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【エンタがビタミン♪】西浦秀樹、新曲で1万DL突破しなければ「引退」 ニコ生視聴者と応援ソング作る

TechinsightJapan / 2016年1月13日 17時1分

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昨年11月にデビュー10周年を迎えたバラードシンガー・西浦秀樹が、新曲で1万ダウンロードに届かない場合は歌手を引退することになった。歌手生命を懸けて新曲を発表することになった経緯は、彼がMCを務める番組の視聴者投票によるものだ。西浦は背水の陣で奮闘する意気込みだ。

現在33歳の西浦秀樹は、2005年11月にシングル『指輪』でデビュー、透明感のある甘い歌声で女性を魅了するバラードシンガーだ。2014年に「Universal music」からリリースしたシングル『1DAY』はオリコンデイリーチャート最高32位にランクインした。これまで6枚のシングル曲は西浦自身が作詞を担当しているが、近年はEXILEや東方神起などを手がけるJin Nakamuraや、兄と慕う存在の光永亮太が作曲や楽曲プロデュースに関わっている。昨年末には東京・渋谷で『西浦秀樹 10th Anniversary LIVE event』も開催した。

そんな西浦の冠番組『西浦秀樹のめざせ紅白!』(http://ch.nicovideo.jp/nishiura)が、2015年12月20日(日)よりニコニコ生放送にて開始。番組名の通り、紅白歌合戦出場を目指すという内容なのだが、そのために視聴者と一緒に曲を作ることから始める。視聴者からのエピソードや実体験を歌詞に盛り込んだ応援ソングを完成させるのだ。

だが、その番組内で思いがけず大変な約束をするハメになった西浦。1回目の放送で「次回のリリース曲が1万ダウンロードを突破しなければ何か罰を」ということになり、「無料ライブ」「改名」「引退」の中から、視聴者が選ぶことに。その結果、「引退」が選ばれてしまったのだ。

驚きすぎて再度投票をお願いした西浦だったが、さらに「引退」が増えてしまった。唖然とする西浦にこの回のゲスト・小林麻耶が「大丈夫ですよ! 西浦さんだったら1万ダウンロードどころか10万ダウンロードいっちゃいますよ! 10万ダウンロードいかなかったら引退にしましょう!」と追い打ちをかけた。

西浦は「歌手を志したのが19歳。デビューして昨年で10周年を迎え、これまで本当に本当に色々な事がありましたが、それを振り返ると、やっぱり辞めたくない。歌い続けて行きたい」と歌への情熱を再認識し、「是非皆様! 番組を共有するだけではなく、僕の夢にも共有して下さい!!」と強く訴えている。

ところで、以前に似たような状況に置かれ、プレッシャーに負けずに見事に新曲を大ヒットさせ、紅白にも出場した歌手がいた。3人組バンド『Something Else』だ。彼らは当時人気だったバラエティ番組『雷波少年』(日本テレビ)の企画で3か月間3人で曲を作り、そのシングル曲がオリコン初登場20位以内にランクインしない場合はバンドを解散、音楽以外の職種に転職するという厳しいものだった。本人たちの意気込みはもちろんのこと、楽曲の良さもあったのだろう、ふたを開けてみれば『ラストチャンス』(1998年リリース)は初登場2位、さらにロングヒットを記録し、紅白出場も果たしたのだ。

西浦秀樹は1月2日、『西浦秀樹オフィシャルブログ』で「昨年は我慢の年、今年は勝負の年」と綴っている。この勝負はどのような結末をたどるのだろうか。



(TechinsightJapan編集部 関原りあん)

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