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【エンタがビタミン♪】中村七之助「公開処刑はやめて!」深津絵里らの賛辞に叫ぶ

TechinsightJapan / 2016年1月27日 17時58分

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27日、都内にて舞台『「ETERNAL CHIKAMATSU」—近松門左衛門「心中天網島」より—』の制作発表が行われ、ダブル主演で初共演となる深津絵里、中村七之助らが登壇した。

本作は近松門左衛門の代表作、遊女・小春と治兵衛、その妻・おさんの三角関係を描いた『心中天網島』に現代の世界を融合させた意欲作。故・中村勘三郎氏と友人でもある演出家デヴィッド・ルヴォーは「幸運にも勘三郎さんと出会えたお蔭でこの話が立ち上がった。当初、勘三郎さんと話していた作品とは別だが、作品の中に彼の思いは詰まっている」と語った。

また、中村勘三郎氏の息子・七之助をキャスティングできたことに「どこか運命というものを信じている。七之助さんとやれることは意義深いことだ」と微笑んだ。

本作において止まれぬ事情から売春婦となる主人公を演じる深津絵里は、オファーを受けた時の心境を「なかなか共演する機会のない七之助さんと共演できると聞いて、とても嬉しくてワクワクした」と明かす。七之助との共演を「本当に軽やかな方で凄く美しい。お姿も美しいけど、ものを作る姿勢が素晴らしく一緒にお芝居をイチから作っていける喜びを感じている」「(七之助の美しさには)すでに負けているんで、あがかずにその美しさを自分の中に取り入れたい」と七之助を称賛した。



一方で「大きな企画の現代劇は初めてかもしれない」と言う中村七之助。長年歌舞伎で女役を演じていることから「現代人の役かな? 男が来たらどうしようと意味不明なことを思った」とコメントし笑いを誘った。

七之助演じる小春と主人を取り合う役の伊藤歩は「本当に降参です。美しさは絶対叶わないと思うのでそこではない愛の深さで競えればいいな」と話す。隣で聞いていた中村は「さっきから公開処刑はやめて下さい」と笑いながら訴えていた。
(TechinsightJapan編集部 斉藤智子)

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