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【エンタがビタミン♪】高橋みなみ 秋元康とAKB48の歴史を作った“リーダー”卒業の重み

TechinsightJapan / 2016年4月9日 16時47分

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4月8日、AKB48劇場で『高橋みなみ卒業特別記念公演~10年の軌跡~』が行われた。同日夜に放送された『中居正広のキンスマスペシャル』では“高橋みなみ”をテーマにAKB48での歴史を振り返るなか、秋元康とのやりとりなどメンバーさえ知らなかった事実が明らかとなる。

『中居正広のキンスマスペシャル』(TBS系)には高橋みなみをはじめ、小嶋陽菜、峯岸みなみそして前田敦子が出演した。前田は放送前日に『前田敦子 atsuko_maeda_official Instagram』にて「AKBの高橋みなみには私が欠かせないと泣くほど嬉しい事を言っていただき、スタジオに呼んでいただきました」とオファーを明かす。

たかみなが「私は前田敦子にはなれない」と気づいて“リーダー”の座を目指したように、初期のAKB48において2人はエースとリーダーという立場で切磋琢磨することとなる。前田は総合プロデューサーの秋元康とメールでざっくばらんなやり取りをしたと言われるが、一方でたかみなと秋元の間ではグループの将来を左右する言葉が交わされていた。

当時、年上のメンバーもいることから強く言えず、リーダーとしての立ち位置に迷っていたたかみなに秋元から長文のメールが届いた。「誰からもいい人と思われようとせず、自分の意思を曲げずに伝えればいい。“嫌われる勇気を持ちなさい”」というものだった。その言葉で覚悟を決めた彼女はリーダーとして大きく成長する。やがてAKB48が売れ始めて人気が出ると、メンバーに遠慮してスタッフが強く指示できない状況が生まれた。そんな姿を懸念して、たかみながスタッフ達に「嫌われる勇気を持ってください」と言い聞かせたこともある。

ある時、メンバーの誕生日パーティーで盛り上がっていると全員に秋元康から一斉メールが届く。「僕は死ぬ気でやってます。みなさんは死ぬ気でやってますか。死ぬ気でやれない人はこの船から降りてください」という趣旨が書かれていた。「秋元さんは本当に命を削ってやっている」と痛感したたかみなは、数々の名曲で詞を書きながらまだ大賞に選ばれたことが無い恩師・秋元康のためにも『日本レコード大賞』を獲りたいと願う。その気持ちは他のメンバーも同じだっただろう。2011年12月30日、『第53回日本レコード大賞』でAKB48の『フライングゲット』が大賞に選ばれる。

そんな彼女たちを襲ったのが、2014年5月25日に岩手で起きた“AKB48握手会傷害事件”だった。騒然となる会場からスタッフさえパニック状態で状況を伝えきれないなか、秋元康はたかみなからの電話で「秋元先生、AKBは終わりました」と言われて何が起きたかを理解したという。たかみならが東京に戻ると緊急会議が開かれた。すると、事件を目の当たりにしていないスタッフは「皆さんを安心させるためにも、握手会を早めに再開した方が良いのでは」と提案するではないか。戸惑いながらも口を開けないメンバーたちのなか、テーブルを叩いて「何を言ってるんですか! 現場を見ていないからそんなことが言えるんだ! 状況が分かっているんですか!」と反対したのがたかみなだった。彼女の言葉で以降の握手会延期が決まる。

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