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【エンタがビタミン♪】KinKi Kidsの“大切な歌”『硝子の少年』と『愛のかたまり』 2人しか到達できない世界を表現

TechinsightJapan / 2016年11月19日 13時50分

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11月17日、『ベストヒット歌謡祭2016』(読売テレビ)へ5年ぶりに出演したKinKi Kids。司会の宮根誠司から無茶ぶりされて『硝子の少年』を歌いながら堂本剛は小林旭の歩き方ばかりか仕草までものまねすれば、堂本光一も“階段落ち”の途中まで試みた。新曲の『道は手ずから夢の花』は一変して情感たっぷりに歌い上げ、僅か2曲ですっかりKinKi Kidsのステージにしてしまう彼らの底力を見せつけられた思いだ。

同日にNHK総合で放送された音楽番組『SONGS』はそのKinKi Kidsを特集した。「仲良しこよし」だけがエンターテインメントを追及する上で最善とは限らないという堂本光一。そんな彼を堂本剛は「光一のソロはあいつがやりたいことをやればいい。“遠くから見守る愛”だってあるんや…」と包み込むように捉えて絶妙なバランスがとれている。光一は剛を「ユニークな人」「得体のしれない人」と表現すれば、剛は光一に対する人が「この人、めっちゃ天然やな」と彼を楽しめることこそ一番のポイントだと説明する。「光一は天然だ」と単純に言い切れないところに奥の深さを感じる。

そんな2人はソロ活動では徹底的に自分の世界を追求するが、KinKi Kidsとなれば今度は2人だから実現できることがあるという。光一は「お互いにキャラクターがあり、すり寄せ過ぎると“おもろない”グループになる」と言えば、剛は「1人でやる時には到底光一が入れないくらいの世界をやるし、2人でやる時は他のアーティストが到底入れない世界を確立するイメージ」と話すように互いの個性を生かすことへのこだわりが強い。

デビュー曲『硝子の少年』は松本隆(作詞)と山下達郎(作曲)のヒットメーカーコンビが手掛けた。剛は若い2人にレベルの高い難しい楽曲を提供してくれ「頑張れよ」というメッセージを今でも感じるそうだ。光一は当時の「脆さ、繊細さ」を表現していると感じたが、実は今でも「ちょっと危うさを感じてもらっていい」との思いはあまり変わっていない。『硝子の少年』は最早KinKi Kidsのテーマソングと言えそうだ。『ベストヒット歌謡祭2016』で歌いながら小林旭を真似たりして遊び心を出せたのもそこまで身に着いているからこそだろう。

15年前に堂本光一が曲を作り、それに堂本剛が詞を乗せた『愛のかたまり』も特別な歌だ。光一は「自分が一番KinKi Kidsを理解しているからこそ、2人で歌えば凄い良い曲になると作った」と振り返る。「誰かにやらされたり、作られたものはKinKi Kidsじゃない」「2人が笑えること、好きだと思えるものを形にしていくのがKinKi Kidsでありたい」という剛の思いが1つとなった稀有な作品である。

実は9月17日放送の『王様のブランチ』(TBS系)に2人が出演した際にKinKi Kidsの“ターニングソング”に『硝子の少年』と『愛のかたまり』を選んでいる。今回の『SONGS』でもその2曲への並々ならぬ思いを語ったことからも、KinKi Kidsにとって大切な歌だと分かる。その経緯や世界観から『硝子の少年』は挨拶代わりに度々披露するが、『Hey!みんな元気かい?』のカップリング曲でもある『愛のかたまり』はここぞという時のとっておきソングとして聴くのがよさそうだ。

出典:http://www.ytv.co.jp/besthits/
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

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