【エンタがビタミン♪】蛭子能収、本当は“クズ”じゃない? 「最近涙もろくて」 感謝の心で30年前の腕時計を今も愛用
TechinsightJapan / 2016年12月3日 18時0分
先月、およそ5年ぶりにブログを更新した漫画家でタレントの蛭子能収。数年前のブログはイベントや出演番組の告知を稀にするだけだったが、今回は気合の入れ方が違うようだ。プライベートの写真が多数投稿され、描き下ろしの4コマ漫画の連載もスタート。そこには今まで「クズの中のクズ」とまでテレビ番組で特集が組まれるほど、“人間性に問題がある”と指摘された蛭子とは違う姿が見受けられるのだ。
12月2日の『蛭子能収オフィシャルブログ「えびすにっき」』では30年前、漫画家としてプロデビューしていたものの収入が少なく、生活のために株式会社ダスキンで働いていた当時の思い出が綴られている。結婚もしていた蛭子は「漫画だけで食べていきたい」と思いながらも、ズルズルと会社勤めを続けていた。しかし「ここで本気で頑張らなければ」と一念発起した彼は、当時の妻(故人)を「1年間、漫画だけに専念したい」と説得。結果が出なければ故郷である長崎に帰り、一から出直す覚悟だったという。
ブログによるとダスキンを退社することになった蛭子に、同僚の女子社員2名から「マンガで頑張ってね」と餞別が贈られたそうである。いつも彼女たちに「今何時ですか?」と尋ねていた彼のために、腕時計がプレゼントされたのだ。
「腕時計のない俺を、見るに見かねていたのだと思います」
と当時を振り返る蛭子。何よりも辞めていく自分を、応援してくれる2人の気持ちが嬉しかった。蛭子はその腕時計を今でも大切に使っている。バンドを何度も変えながら「本当にありがとうね」「一生大切にします」と左腕を眺めているという。
「最近涙もろくて、葬式でも笑っていた俺が、人の優しさにグッときたりします」と再開した最初のブログに綴り、他の日には孫とハロウィンやクリスマスのコスプレを楽しんでいる写真もある。果たして「クズの中のクズ」と言われたあの“蛭子能収”は彼が演じていたキャラクターだったのか、それとも70歳を前にしてイメージチェンジを図っているのか。これからの言動が注目される。
出典:http://ameblo.jp/ebisuyoshikazu
(TechinsightJapan編集部 みやび)
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