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【エンタがビタミン♪】中村勘三郎さん、手術後の病床で“切腹”場面にダメ出し 秘話に坂上忍が感心「何でも本気!」

TechinsightJapan / 2016年12月29日 20時20分

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2012年12月5日に57歳で他界した中村勘三郎さん。姉で女優の波乃久里子がバラエティ番組『バイキング』(フジテレビ系)に出演し、坂上忍とトークするなかで闘病していた弟が病院のICUで口にした言葉を明かした。そのエピソードに感心した坂上は自身が中村勘三郎さんに飲みにつれて行ってもらった当時について語り始めた。

12月27日に放送された『バイキング』のコーナーで、坂上忍が波乃久里子の経営するそば店を訪れた。彼女は18代目中村勘三郎さんの姉であり、6代目中村勘九郎と2代目中村七之助は甥となる。中村勘三郎さんは2012年6月に食道がんだと診断され、6月18日に年内の演劇活動を止めて療養に専念すると発表した。がんの摘出手術は成功して回復へ向かうも9月に肺疾患が見つかり重篤な状態となる。12月5日、急性呼吸窮迫症候群により都内の病院で亡くなった。

波乃久里子は弟が手術を終えてICUに入った時を振り返る。彼は手術のあとが痛むなか“忠臣蔵”で腹を切りながら大きな声で朗々とセリフを言う場面について「そんなことできる訳がない」「この痛さでこの声はリアルではない」とダメ出しを始めた。さらに医師を呼ぶと「ねえ、こういう声にならなくちゃ…」と辛そうな声で話したという。そのような状態でも芝居のことしか考えてなかったのだろう。

それを聞いて「何でも本気なのね!」と叫ぶように感心する坂上忍。以前、中村勘三郎さんから大阪のクラブに連れて行ってもらったことを話し始めた。中村勘三郎さんは一緒に飲んでいた男性陣とホステス達に「パンツを脱ごう」と持ち掛け、パンツとパンティーを交換して穿かせた。さらに下着を交換したことを「いじってはダメ」「これで真面目に飲むのがいいんだ」というのが彼らしいこだわりで、その姿のまま大の男たちが芝居論を語り合ったという。

今度は波乃久里子の方が「おもしろいー」と感心して弟に付き合わされた坂上を「ご愁傷様でした」と労った。ただ、坂上忍にとっては「楽しかったです、一生忘れない!」と良い思い出になったようである。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

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