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【エンタがビタミン♪】ハリセン近藤も涙 独身を貫く76歳男性、亡くなった恋人への思い

TechinsightJapan / 2016年12月30日 18時0分

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『さんまのSUPERからくりTV』で放送されていた名物コーナー「ご長寿早押しクイズ」が、約14年ぶりに年末特別番組として復活した。今回はクイズだけでなく「ご長寿は見た!」“初めて見た時ビックリしたモノ”、“人生で出会った一番の有名人”や、「ご長寿ビデオレター」“過去の自分へ贈る言葉”など様々な企画が放送された。その中でもネット上で特に反響が大きかったのが、若き日の自分にビデオメッセージを送ったある高齢男性の告白だった。

茨城県在住で現在76歳の秋元秀夫さんはまず、大学受験を迎える18歳(高校3年)の自分に向けてメッセージを送った。「お前が有名な東京都立大学(首都大学東京開学に伴い、2011年3月閉学)と早稲田大学を受験する」とした上で、当時の自分にもっと勉強を頑張ってもらいたいと次のように語りかけた。「結果だけを先に言う、2浪して“中央”。頑張れよ!」と秋元さんがカメラに向かって手を振ると、VTRが流れていたスタジオ中に大爆笑が起った。

そしてもう一つは24歳の時に交際していた“ハナちゃん”へ、プロポーズすることを躊躇っていた自分へのメッセージだ。学生時代は女性にモテなかったという秀夫さん。社会人になり恋人ができても自分に自信が持てず、ハナちゃんへ結婚を申し込むことを迷っていたという。そんな当時の自分に対し、「思い立ったら、すぐ行けよ!」とハッパをかける。「なぜならハナちゃんは2年後に、病気で亡くなるから」との言葉に、「え?」と息を呑む司会の明石家さんま。だがこの後、さらに衝撃の事実が明かされる。

「お前はずっと悲しんで後悔し、忘れられなくなる」と大好きだったハナちゃんを失った秀夫さんは、76歳の現在も独身のままだと告白したのだ。そして今も変わらぬ思いを24歳の自分から、生きている彼女に伝えて欲しいと頼んだ。「俺の人生の中で、一番愛していたのがハナちゃんだ」、「そして最も好きだったのがハナちゃんだ」、「ハナちゃん愛しているよ~」と最後は嬉しそうに微笑んでいた。

この秋元さんのビデオレターへの反響は大きく、「こんな人いるんだ。本当にハナちゃん幸せもんじゃんか」、「このおじいちゃん、かっこよすぎる… 52年間ずっと一途に想い続ける人なかなかいないと思う」、「俺もこんな風に1人を愛せるだろうか」、「これお母さんとふたりで号泣しながら見てた」とツイッター上も感嘆の声がいっぱいだ。同番組ゲストの近藤春菜(ハリセンボン)も「2年後に(ハナちゃんが)ブスになるぞーとか、言うと思ったら」、「今でも愛しているって、すごい」と感動の涙を流していた。
(TechinsightJapan編集部 みやび)

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