【エンタがビタミン♪】アイドルの本質えぐる『左江内氏』 福田監督ならではの視点に脱帽
TechinsightJapan / 2017年1月29日 13時19分
土曜ドラマ『スーパーサラリーマン左江内氏』(日本テレビ系)を楽しみにしている大塚愛が「今日は深い内容で、グッときたぁー」とつぶやいた。第3話にしてこれほど本質に切り込む展開に、彼女も胸に迫るものがあったのだろう。福田雄一監督はこの脚本をおよそ1年前から書き始めたというだけに、細部まで凝りに凝って作り込んだ“お笑い”ポイントとテーマを訴える“セリフ”がバランスよく詰まった濃い作品だった。
歌手の大塚愛が、1月28日に『スーパーサラリーマン左江内氏』の第3話を見て『大塚愛(ai_otsuka99)ツイッター』で「面白さが増してる…みんな、キャラ濃!!!」「深い内容で、グッときたぁー」とツイートするように、放送回を重ねる毎にマンネリするどころか期待を超える展開を見せる。今回は、島崎遥香演じる左江内(堤真一)の娘・ はね子がアイドルグループ・ルージュパンクの新人オーディションを受けるというエピソードを中心に描かれた。そのルージュパンクのセンター・真中ありさを「第7回東宝シンデレラオーディション」でニュージェネレーション賞を受賞した女優・浜辺美波が務め、アイドルの裏側を見事に再現する。
『福田雄一(fukuda_u1)ツイッター』によると第3話の脚本は一昨年の年末より書き始めており、島崎遥香が本ドラマのキャストに決まる以前から発想したものだという。第3話オンエア前に「元AKBメンバーとして、あるまじきセリフをバンバン言いますが、それはあくまで! ぱるさんの言葉ではなく! はね子の言葉ですので! 何卒ご理解下さい!」と何度も念を押していた。
はね子の母、つまり左江内の妻・円子(小泉今日子)は娘をアイドルにさせる気満々で、オーディションでは「友達の付き添いで来ただけです」とアピールするようにアドバイスする。一方、ルージュパンクで不動のセンターとなった真中ありさも母親からアイドルになるよう育てられてきた。母親から「仕事で会う人々には笑顔で可愛く接するよう」に教育された彼女は、マネージャーや左江内のように“自分の人気”への影響が薄い者には生意気でわがまま、あごで使うといった態度に豹変する性格だ。
そんな真中ありさだが、分刻みの厳しいスケジュールをこなして人気アイドルであり続ける。左江内は当初「娘にはあんな裏表のあるアイドルになって欲しくない」と思っていたが、彼女が頑張るその姿を見るうちに見直していく。真中ありさもアイドルを辞めようと考え始めたところ、左江内の言葉に「まだアイドルをやりたい」と思う自分に気づかされるのだった。
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