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【海外発!Breaking News】「トイレ使用は一日2回のみ」制限を設けた英スクールに保護者ら激怒

TechinsightJapan / 2017年3月21日 13時58分

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人間にとって欠かせない生理現象である排せつ。日中の多くの時間を過ごす学校という場で「トイレの使用は2回まで」と告げられたら、児童や生徒らは「そんなの無理です」と答えるはずだ。しかし断固として方針を曲げなかったその学校。保護者はついに警察に訴えたという。このほど英ノースヨークシャー州で…。

問題の学校はリーズの北に位置するノースヨークシャー州ベデールの「Bedale High School」。地域住民が積極的に運営にかかわる男女共学のコミュニティースクールで、ハイスクールとはいえ小学生も通っている。ここで「トイレの使用は一日あたり2回のみ」という規則が新たに設けられたもよう。40人ほどの生徒たちと保護者が学校に対して猛抗議を行っていることを英メディア『metro.co.uk』が伝えた。

保護者に対しては2月に書簡にて連絡していた同スクール。そこには「12時45分をもってトイレのある本館に立ち入ることはできなくなる。ただし医師の診断書を持っている者は例外とする」などと記されていた。具体的には毎日2回、午前は11時05分から25分、そして午後は12時25分から同45分の間だけトイレが解放されるというもので、両者の間隔が短いうえ、ランチタイムの終了は1時10分。多くの生徒が昼食の後には使用できないことになる。

お腹の調子もあれば、女子には特有の事情もある。このような無謀な決断に保護者は驚いたもよう。Facebookに「こんな規則がまかり通るのであれば娘は月経の間は登校させません」と投稿する者もいれば、なかには人権侵害だとして警察に相談する者も。「医学的な問題を抱えた生徒はその診断書があればトイレを使用してよいといいますが、そんなやり方ではイジメのターゲットにされてしまうだけです」と訴えたという。

しかし学校側の決断に一定の理解を示す者も少なくない。実はこれまでその付近はいじめっ子たちのたまり場だった。保護者のハリー・トウェドルさんは「こんなことになったのもいじめっ子たちの存在が原因です。彼らはトイレ周辺にたむろしては睨みつけてくる」と話し、陰湿ないじめの撲滅に向けて全員で頑張っていくべきだとしている。「いじめさえなくなれば元通りの自由なトイレ使用が許されるはずです。ご両親はこれを機にお子さんが学校で何をしているか、いじめなどを行ってはいないか確認してください」という呼びかけを無視してはならないであろう。

出典:http://metro.co.uk
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)

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