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【海外発!Breaking News】鬼の養母 16歳少女オムツをはかされ栄養失調の末に心臓発作死(米)

TechinsightJapan / 2017年3月27日 21時0分

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子供を愛せないならなぜ養子縁組など申し出たのか。養子となって迎えられた家庭で、否応なしに両親の厳しいコントロール下に置かれてしまった少女。何ら抵抗することのなかった少女は痩せ衰え、心臓発作を起こして死亡した。養子縁組が盛んなアメリカにおいても、まれにこのようなケースは発生している。なぜ16歳の健康な少女が親の言いなりで命を落とさなければならなかったのか、関係者にとっても悔いが残るのこのたびの事件はアイオワ州から伝えられた。

アイオワ州デモイン(Des Moines)で起きた注目の事件について、裁判の準備が着々と進められていることを地元メディア『desmoinesregister.com』ほか複数のメディアが報じた。昨年10月24日、栄養失調からくる衰弱の末に心臓発作で死亡したナタリー・フィンさんは当時16歳。ナタリーさん、彼女の15歳の弟、14歳の妹の3名を養子に迎えていたニコル・フィン(42)、そしてニコルの元夫ジョゼフ・フィン(46)が逮捕されていたが、第一級殺人、子供を危険にさらしたことにより死亡させた罪、保護責任者遺棄、ネグレクト(育児放棄)により子供に重傷を負わせた罪、誘拐罪など様々な罪に問われるもようだ。

家庭状況の調査のため昨年8月には児童保護当局の職員と警察による自宅訪問があったが、その際には十分な食料品があり、ニコルは痩せ細っているナタリーさんについて「この子は問題児、精神疾患もある。本人が食べ物を受け付けない」などと説明。下の子供たちも低体重であったが、職員が虐待やネグレクトを疑うことはなく、医療機関の受診を強く促すこともなかった。しかしその2か月後、極度に衰弱したナタリーさんは栄養失調が引き金となった心臓発作により死亡した。裁判所に提出された宣誓供述書によれば、当時ナタリーさんが身につけていたのは成人用のオムツだけであったという。

ナタリーさんの異変に気付いて911番通報したのはニコルで、救急隊員が到着した時は床に倒れたナタリーさんの心肺蘇生法をニコルが行っていた。しかしナタリーさんを医療機関に連れて行ったこともなく、寝室は下の子ども2名と共同で家具やベッドも与えないうえ、毛布や布団は排泄物にまみれていた。また10匹を超える猫や犬が非常に不潔な状態で飼われており、安全で健康的な住環境が引き渡しの条件となる養子縁組とは程遠いものであった。養父のジョセフは「食べ物もトイレも本人たちの自由にさせていた」と語っている。判決が下るのは今年10月とみられるが、1月には両被告ともに無罪を主張している。

出典:http://www.desmoinesregister.com
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)

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