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【海外発!Breaking News】小児性愛者の犯罪助長か抑制か 幼児型ラブドールをめぐり論争(ノルウェー)

TechinsightJapan / 2017年4月5日 5時30分

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ノルウェーのオスロ空港で、税関が押収した幼児型ラブドール1体が展示された。小児性愛者への警告が目的とみられるが、フィンランドの非営利団体はラブドールには犯罪を抑制する効果があり取り締まりは逆効果だとして訴え、大きな論争となっている。『New York Post』などが伝えている。

ノルウェーの警察当局は海外で幼児型ラブドールを購入して国内に持ち込もうとする者があとを絶たず、その数は増加する一方だということを明らかにした。ノルウェー警察スポークスマンのアクセル・デュー氏は「幼児型ラブドール自体がノルウェーの法律に反する可能性がある」と述べ、ラブドールを輸入・所持することが流行りつつあることに懸念を示している。

ほとんどの幼児型ラブドールは香港で作られており、過去6か月の間に税関当局により20件以上の検挙があったそうだ。ノルウェーの「ナショナル犯罪捜査サービス( National Criminal Investigation Service)」の発表では、ラブドールを注文した人物は主に18歳から60歳の男性であるという。そのうち何人かは過去に子供達に対して性的な罪を犯し有罪判決を受けた者も含まれている。

警察ではラブドール購入は子供への(性的)虐待を助長させると懸念しているが、フィンランドで1969年に設立され“人間の性”について研究を行う非営利団体「セクスポ財団(Sexpo Foundation)」の専務取締役トミ・パーラネンさん(Tommi Paalanen)は、『sexpo.fi』のWebページに次のように綴っている。

「当団体と国際的研究機関の両方の研究で、幼児型ラブドールは小児愛性者の欲求を満たすことが出来、それによって犯罪のリスクを抑えられることが可能だという結果が出ています。したがって人形を購入する者を取り締まる税関当局または関連機関は、人形で欲求を満たそうとする小児性愛者の選択肢を奪っていることになりかねません。」

しかし一方では、「ラブドールは性的欲求を逆に高めてしまい、危険極まりない」と反論する医療関係者も多い。米ミネソタ州に本部を置くメイヨー・クリニックがこれまでの複数の研究結果を統合、分析した結果「性的欲求を抑えるセラピーやホルモン治療などを行っても、小児性愛者の嗜好は根本的に変化しないことがわかった」と結論付けている。

昨年1月にもオーストラリアで幼児型ラブドールの輸入禁止を求める署名活動が行われ、約7か月間で6万人以上が賛同し物議を醸した。

小児性愛者の犯罪は何も男ばかりではない。女でしかも母親が金銭目的で、小学生の自分の娘を小児性愛者と性的関係を持たせていたという許しがたい犯罪がアメリカで起こっている。

出典:http://nypost.com
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

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