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【海外発!Breaking News】13歳娘と2人旅で小児性愛者と間違われた父親、警察に通報される(英)

TechinsightJapan / 2017年4月14日 5時30分

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小児性愛者による犯罪が絶えないイギリスでは、警察以外にもホテルやタクシー会社など各機関が児童虐待防止協会のガイドラインに基づいて子供たちを守る責任を義務付けられている。このほどあるホテルチェーンに宿泊しようとした父と娘が、ホテル側から警察に通報されるという事態が起こった。英紙『The Telegraph』など複数メディアが伝えている。

リーズ在住のクレイグ・ダーウェルさん(46歳)には13歳になる娘ミリーちゃんがいる。クレイグさんの妻サラさんはミリーちゃんが4歳の時に白血病で他界し、以降クレイグさんは男手ひとつでミリーちゃんを育てて来た。

そんな父と娘はこれまで何度も旅行しいろんな場所に宿泊してきたが、何も問題はなかった。ところが3月30日、サリー州の遊園地「ソープパーク」へ行くためにチャーツィーにある「Travelodge(トラベロッジ)」に宿泊しようとしたところ、予期せぬ出来事が起こった。

ミリーちゃんと一旦ホテルに入りチェックインしたクレイグさんは、車を駐車場に停めるためにホテルから出た。その後受付カウンターに戻ると、ホテルのマネージャーから「娘さんと親子であることを証明してもらえますか」と訊ねられた。そんなことを聞かれた経験は一度もなかったクレイグさんは驚いたが「当社のポリシーです」と言われたので、ミリーちゃんとやり取りしているFacebookのメッセージを見せた。

ところがホテル側から「すでに警察を呼んだ」と伝えられ、クレイグさんはショックを受けた。サリー警察が到着するまでクレイグさんとミリーちゃんは待たされたが結局、すぐに誤解がとけた。しかしながらクレイグさんは娘との旅行を台無しにされ「屈辱的な気分になった」と明かしている。

サリー警察は「午後8時頃にホテルから安全性を考慮した通報があり出動しましたが、逮捕者は出ておらず取り調べも行っていません」と述べている。またトラベロッジのスポークスマンは「当社は、子供や傷つきやすい若い人たちを保護する責任を非常に深刻に受け止めています。全てのスタッフは、英国児童虐待防止協会のガイドラインに沿った研修を受けており、実際に過去には我々が介入したことによって、若者たちが救われたというケースもあります」と弁明した。

ホテル側はクレイグさんへの対応で不愉快な思いをさせてしまったことに関して真摯に謝罪し、今後はスタッフがより適切な対応ができるように努めたいと話している。

このニュースを知った人たちからは「ホテル側は正しいことをしたと思う。子供を守ろうとする姿勢は称賛に値する」「問題はそんな対応をしたホテル側じゃなく小児性愛者が多いことだよ」「13歳の娘と同室じゃなければ問題なかったのでは」「父親と娘が仲良くしていたら疑う世間っていうのも悲しいものだね…こんな世界に住んでいるから仕方のないことなのかも」という声があがっている。

出典:http://www.telegraph.co.uk
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

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