【海外発!Breaking News】自閉症の娘が唯一口にする食品が製造中止へ 「飢え死にする」母が不安を吐露(英)

TechinsightJapan / 2017年4月21日 21時0分

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自閉症といっても様々な症状があり、周囲には理解が困難な症状を抱える人も存在する。このほど自閉症の5歳女児が、唯一夕飯時に口にする食品が店側で製造中止となり、女児の母親は「このままでは娘は飢えてしまう」と不安を隠せない。英『Mirror』など複数メディアが伝えている。

スタフォードシャー州ルグレーに暮らす2児の母二コラ・パッシーさん(31歳)は、娘ルビーちゃん(5歳)の今後の食生活に悩みを抱えている。なぜなら自閉症のルビーちゃんは感覚調整障害(sensory modulation disorders、SMD)を患っており、食事に対して究極の選択をすることしかできない。

これまで長年ルビーちゃんが夕食にしてきたものは、英大手スーパーチェーン店TESCO(テスコ)の自社ブランドである「Potato Alphabet Crispy Potato Letters」というアルファベット型の冷凍ポテトフライだ。しかし先月、TESCOはこの商品の製造を「不人気」として中止してしまった。

ルビーちゃんは、このポテトフライと一緒に限定されたメーカーのチキンナゲットやターキーナゲットを食べているが、ポテトフライがないとナゲットを口にしないという。

二コラさんはTESCOのポテトフライが製造中止になることを3週間前に知り、オンラインでまとめて購入することを試みたがすでに在庫はなかった。また地元の支店に問い合わせもしたがそこでも在庫切れで、冷凍庫には4袋の買い置きしかない。二コラさんは現在の心境をこのように話している。

「ルビーの自閉症の症状は、変化を嫌うものなんです。ポテトフライはTESCOブランドの物しか口にしません。違う店のポテトフライを与えても娘にはわかるようで、サイズがほんの少し違ったり、ニオイや色が異なればもう口にしません。今では、TESCOのポテトフライがもう手に入らないとわかっているのか、ルビーはとても不安になっていて『食べたらなくなる』と思って口にしなくなっています。他の食べ物を拒否するばかりでなく、飲み物を十分摂取することさえもルビーにとっては時に苦痛なので、このままでは娘が飢えてしまうと本当に心配しています。娘に他の食べ物を口にするよう強制的にすすめても、一切食べなくなってしまう可能性もあるので無理強いはできません。今でも他の物を食べるなら飢えた方がいいというような態度を取っているのです。自閉症を理解できない人からすれば、『そんな取るに足りないこと』と思うかも知れませんが、私たちにとっては深刻な問題なのです。」

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