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【海外発!Breaking News】「食べないで~」イルカに必死でしがみ付くタコ(豪)

TechinsightJapan / 2017年4月23日 11時40分

写真

オーストラリア東南部ニューサウスウェールズ州のポート・マッコリーで先月12日、地元で活躍する写真家ジョディー・ローさんが空中高くジャンプするイルカにしがみ付くタコの姿を捉えた。『grindtv.com』など複数のメディアが伝えている。

先月12日、ポート・マッコリー出身の海洋哺乳動物/野生動物写真家であるジョディさんは、イルカウォッチングで人気の“ヘイスティングス・リバークルーズ”に参加した。運が良ければイルカだけでなくウミガメやエビ、魚の群れを見ることができるとあって、ジョディさんはカメラを構えてその瞬間を待った。

しばらくして目に飛び込んできたのは、空高く舞い上がる1頭のイルカだった。ジョディさんはすかさずシャッターを切った。そしてレンズ越しに、イルカの噴気孔(鼻)近くにしがみ付いて離れないオレンジ色のタコの姿を確認した。

タコは水中でイルカに襲われ、必死の思いで逃げたのであろうが、逃げた場所が悪かった。「食べないで~」とイルカにしがみ付いてはいるものの、イルカはタコを振り落とそうと水中から勢いよく飛び上がり、身体をくねらしては水にジャポーンと飛び込む。そしてそれを繰り返すうちにタコはとうとう力尽きてしまったようだ。イルカがそれを逃すはずもなく、タコはイルカのお腹に収まったという。

ジョディさんは「こんな瞬間は滅多に見られるものではありません。とても興奮しましたよ」とその時のことを振り返っている。

クルーズを運営する「ポート・マッコリー・クルーズ・アドベンチャーズ(Port Macquarie Cruise Adventures)」のFacebookによると、イルカはハンドウイルカの一種で、 “グランマ(Grandma)”と呼ばれているそうだ。ジョディさんが撮影した写真もFacebookにアップされており、「圧巻」「自然は最高!」などといったコメントが寄せられている。

海洋哺乳動物の研究者は先月、学術誌『Marine Mammal Science』の中で、「南西オーストラリアのハンドウイルカがタコを補食する際の行動」についてのおもしろい研究結果を発表している。これによるとイルカはタコを捕まえた後、タコを口にくわえたまま水面に浮きあがる。そしてタコを空中に放り投げては水面に叩きつける。一見遊んでいるかのようにみえるが、実はイルカが身を護るための行動で、イルカはタコの触腕が完全に動かなくなるまでこれを繰り返すそうだ。こうして安全になって初めてイルカはタコを食すという。西オーストラリア州バンバリー(Bunbury)沖の比較的水深の浅い場所で45例が確認されている。

なお野生動物の珍しい姿といえば、今年1月に米フロリダ州にて200頭のアリゲーターが日向ぼっこする姿が撮影された。またオーストラリアのロットネスト島からは世界一幸せな動物」と言われるクアッカワラビーの愛くるしい笑顔がSNSを駆け巡った。

出典:https://www.facebook.com/PortMacquarieCruiseAdventures
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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