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【海外発!Breaking News】ストーカーから酸攻撃を受けた元ミス・イタリア候補の女性、心境を吐露

TechinsightJapan / 2017年4月23日 21時15分

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容姿だけでなく心にも耐え難いほどの深刻な傷を負わせる酸攻撃の被害に遭う人たちは、長い年月をかけてその治療に励み、変わってしまった自分の姿と向き合って生きていかなければならない。このほど酸攻撃によって顔や身体に大変な傷を負ったイタリア人の女性が退院後、テレビ番組に出演し現在の心境を視聴者に語った。『9Honey』や『BBC』など複数メディアが伝えている。

2007年にミス・イタリアコンテストで最終候補に選ばれたジェシカ・ノタロさん(27歳)は、当時の写真を見るとブルネットの長い髪とくっきりした目元からわかるように、きっと自分の美しい容姿に誇りを持っていたことだろう。

元ミス・イタリア候補生ということで、コンテストの後もテレビ司会者やモデルとしての仕事を得ていたジェシカさんは、それ以前からイタリア東海岸にあるリミニ市の水族館でアシカのトレーナーとしても働いていた。そしてドルフィンショーを行うアトラクション「Delfinario」での仕事中に出会ったのが、カーボベルデ共和国出身のジョルジュ・エドソン=タバレス(29歳)だった。

ジェシカさんとジョルジュが初めて会ったのは2004年のことだが、2人が交際するようになったのはずいぶん後のことで、2年の交際を経た後、昨年8月に2人は別れることになった。しかしそれ以降もジョルジュはジェシカさんへの執着心からストーカー行為を働くようになり、脅迫を受けたジェシカさんが警察に届け出たことで、ジョルジュにはジェシカさんへの接見禁止令が下されていた。

それを恨みに思ったのかジョルジュは今年1月10日、ジェシカさんの自宅前で待ち伏せし、ジェシカさんの顔に酸を浴びせた。ジェシカさんは顔と目に重度の火傷を負い、臀部と脚にも怪我をした。

自分が酸攻撃に遭い襲われた瞬間、焼けつくような痛みを感じながらジェシカさんは跪き、「神様、私の美しさを奪ってもどうか目の光だけは奪わないでください」と祈ったという。

ジェシカさんはそれから2か月間入院し、治療する日々が続いた。4月20日、イタリアの番組『Maurizio Costanzo Show』にスカーフを顔に巻いた状態で出演したジェシカさんは、司会者のコスタンツォさんから「スカーフを外したくなければそのままでいいですよ」と伝えられたが、番組の途中で勇気を出してスカーフを外し、視聴者に酸攻撃の被害の酷さを語った。

「入院している間、私はまるで刑務所で過ごしているかのようでした。もう以前のような生活をすることはできません。明るい太陽の下を外出することもできないのです。感染症を防ぐためにマスクを常時装着しなければならず、火傷の傷がとても痛みます。」

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