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【海外発!Breaking News】「『いいね!』を押さなければこの手を放す」赤ちゃんを高層ビルから吊るした男(アルジェリア)

TechinsightJapan / 2017年6月25日 20時4分

写真

せっかく投稿したのだから『いいね!』をたくさん集めたい、大きな反響を実感したい…。SNSに夢中になり過ぎていたという男。『いいね!』のためなら幼い子どもの命を危険にさらすことも厭わない。こんな常軌を逸した行動を警察が見逃すわけはなかった。このほどアルジェリアで…。

問題のFacebook投稿写真は、アルジェリアの男が高層マンションのバルコニーから腕を外に出し、赤ん坊のTシャツの背中部分をぎゅっと握りしめているというもの。閲覧した者が通報したことから警察が現場に急行し、身勝手で危険なこの男が逮捕されたことをUAEドバイの国際衛星ニュース『アル=アラビーヤ』が伝えた。

「『いいね!』を1000以上獲得したい。もしも得られないならこの手を離す。だから皆も『いいね!』を頼むよ。」

そんなキャプションが添えられていた写真。この子が可哀想だと思うなら『いいね!』をクリックしてくれ、とはあまりにも卑怯な手段で、閲覧した者への強迫以外のなにものでもない。男はこの赤ちゃんの親類と見られ、起訴容疑は幼い命を危険にさらしたことによる児童虐待であったが、SNSの趣旨に反する行為でもあり、また地上15階の集合住宅だけに赤ちゃんが落下すれば二次的な被害も心配される。男は「このバルコニーには万が一のための防護壁もある。ユーザーの何者かが写真をすり替えたようだ。私はこの赤ちゃんに何も危険なことはしていない」などと述べており、赤ちゃんの父親も「これは遊びでやったこと、彼を許してやってほしい」と擁護しているが、裁判所は男に対し2年の懲役を言い渡し、その身柄を刑務所へと送った。

Facebookの『いいね!』のせいで裁判沙汰となった事例もある。8つの動物愛護団体が「Vereins gegen Tierfabriken」という別の団体のアーウィン・ケスラー会長について反ユダヤ主義の人種差別者と批判した記事をFacebookに投稿したところ、スイス・チューリッヒの45歳男性がそれぞれに『いいね!』を連発させ、意図的に話題を拡散させた。これにより大勢の人々から誹謗中傷を受けたケスラー氏は、名誉毀損に相当する行為だとしてその男性の提訴に踏み切った。

画像は『Metro 2017年6月20日付「Man dangled baby over balcony and told Facebook: ‘1,000 likes or I’ll drop him’」(Picture: Facebook)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)

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