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【海外発!Breaking News】元警察署長の息子 連続動物虐待死事件で懲役16年の実刑(米)

TechinsightJapan / 2017年7月18日 15時37分

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猟奇殺人を起こす人間が動物を虐待死させた過去を持つことはこれまでにも幾度となく伝えられている。今は動物がターゲットでも人間に牙をむくのは時間の問題ということか、アメリカでは「親は子供の執拗な動物虐待行為をみたら必ず専門家に相談を」と強く認識されている。カリフォルニア州で2015年に起きたネコ連続虐待致死事件について、このほど裁判所は警察署長の家庭で育った男に懲役16年の実刑判決を言い渡した。『CBS News』ほかが伝えている。

事件が起きたのは、カリフォルニア州サンノゼのカンブリアンパークという非常に平和で閑静な住宅街。約2か月の間に21匹ものネコが次々と誘拐され、身体的あるいは性的な虐待を受けた末に殺されるというもので、2015年10月8日にロバート・ロイ・ファーマーという若い男が容疑者として逮捕されていた。

乗っていた車のセンターコンソールにネコのものとみられる毛皮、血液と毛皮が付着した手袋、狩猟用ナイフ、そして丸まった茶トラ猫の死骸があることを警察官に発見されて現行犯逮捕となった次第だが、この男がサンノゼ警察の元署長ジャック・ファーマー氏の息子であることが判明すると、市民が驚いたことはもちろん署内にも激震が走った。

起訴に当たって罪状は動物虐待にからむ重罪ばかり21におよび、有罪答弁を済ませたロバートに検察側は容赦のない懲役16年を求刑。「警察は身内びいき」という批判も強いなかでこれは大きな注目を集めた。このほどその裁判がサンタクララ郡高等裁判所で開かれ、現在26歳になっているロバートに対し判事も求刑通り懲役16年の実刑判決を言い渡したという。

繰り返しになるが、日本においても東京・埼玉連続幼女誘拐殺人事件の宮崎勤、神戸連続児童殺傷事件の“酒鬼薔薇聖斗”、池田小児童殺傷事件の宅間守などはいずれも過去に動物虐待行為があったことが確認されている。執拗に動物を虐待する癖のある人物について周囲はそれを軽視せず、適切な機関に相談するなど注意深い観察が必要であろう。ネコ連続虐待致死事件に対してなぜ懲役16年もの重い刑罰が下ったのか、このたびの事例から学ぶものは大きいはずだ。

画像は『CBS News 2017年7月15日付「California man sentenced to 16 years in prison for killing 21 cats」(CBS SAN FRANCISCO)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)

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