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【海外発!Breaking News】警察官に追われてヘロインを飲み込んだ男、逃走後すぐ死亡(南ア)

TechinsightJapan / 2017年8月22日 10時47分

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南アフリカ・ケープタウン郊外にあるワインバーグ駅は商業エリアに隣接しており、多くの人に利用されている。しかしここ数年はドラッグ売買の盛んな場と化し、決して治安が良いとは言えない。地元警察は取り締まりを強化しているが、ドラッグ取引は白昼堂々と行われているのが現実のようだ。『IOL News』など複数のメディアが伝えている。

8月16日朝、ワインバーグ駅で39歳のコンゴ人の男が警察官の職務質問を受けた。男は警察官に取り囲まれた直後に走り出したが、その際に所持していたヘロインを飲み込んだ。しかし40メートルほど走ったところで突然倒れ、そのまま息を吹き返すことはなかった。コンゴ人は地元では名の知れたドラッグディーラーの一人で、死因はヘロインの過剰摂取とみられている。

その後、遺体には銀色のシートがかけられたものの、立ち入り禁止のテープが貼られた現場には死亡した男の友人らが次々と集まり、遺体を挟んで警察と対立する緊張状態が続いた。友人らは「彼がヘロインを飲み込んだのは警察官に強要されたから」と訴え、怒りを爆発させた。

ワインバーグの住民と警察、警備会社の連携で地域を守る組織「エデン・セーフティ・セキュリティ・ネイバーフード・ウォッチ(Eden Safety and Security neighbourhood watch)」の責任者であるサイト・ベスターさんは、「ワインバーグ駅は犯罪の温床となっており、日中でもドラッグ売買が平然と行われている。我々は毎日、駅周辺をパトロールしているが、今回の事件はワインバーグの現状を知ってもらういい機会となった」とコメントしている。

ドラッグの過剰摂取により死亡する若者はあとを絶たない。今年4月にはカナダで22歳の若者がその尊い命を奪われた。その最期の姿は母親によってSNSに投稿されている。

画像は『The Daily Voice 2017年8月17日付「Dealer dies after eating his own stash」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 FLYNN)

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