【海外発!Breaking News】『世界マスターズ水泳選手権大会』でスペインの選手、スタート合図にも飛び込まず黙祷
TechinsightJapan / 2017年8月22日 13時6分
8月14日から20日まで、7日間にわたりハンガリー・ブダペストで開催されていた『第17回世界マスターズ水泳選手権大会(17th FINA World Masters Championships)』。その男子競泳でスタートに大きなハプニングがあったことを『SWIM SWAM News』などが伝えている。合図の音が鳴ってもまるでプールに飛び込まない1名の選手。それは意図的なものであったそうだ。
前代未聞の光景を飛び込み台で繰り広げたのは、200メートル平泳ぎにスペインから参加した元世界チャンピオンのフェルナンド・アルヴァレス(Fernando Alvarez)選手(スペイン・カディスの『Club Natación Cádiz S D』所属)。スタートの合図が鳴り周囲の選手が一斉に水に飛び込んだというのに、彼は飛び込み台に立ったまま黙祷を捧げ、約1分後に水に飛び込むとゴールを目指した。
実力を発揮すれば、おそらくはメダルを手にしたであろうと言われていたアルヴァレス選手。彼はスペインのメディア『El Español』の取材に、「勝てなくても構わなかった。私は大勢の死傷者を出したスペイン・テロ事件の犠牲者たちに、どうしても哀悼の意を捧げたかったのです。金メダルを棒に振ってでもそれをする価値があると感じました」などと話している。
実は競技の前、アルヴァレス選手は大会主催者である国際水泳連盟の職員に「飛び込み台にて1分間の黙祷を捧げてもよいか」と尋ねていた。答えは「ノー。1分とて無駄にできませんよ」というものであったにもかかわらず、アルヴァレス選手は黙祷を決行。そんな彼に対しては、祖国スペインを離れている間に大惨事が起きていたのだから仕方ないという声もあるが、主催者や他の競技者に対して失礼、身勝手といった声も出ているようだ。
画像は『Metro 2017年8月21日付「Swimmer holds his own minute’s silence in memory of Spain terror attacks victims」(Picture: CEN)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)
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