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【海外発!Breaking News】難病を抱える8歳少女が誕生日プレゼントの代わりに「MRI検査」を望む(英)

TechinsightJapan / 2017年10月5日 18時30分

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難病を抱え痛みと闘う日々を過ごしてきた8歳の少女は、今年の誕生日にはプレゼントの代わりにMRI検査を受けさせてほしいと涙ながらに訴えた。母親が友人の協力で寄付金サイトにアカウントを設置したところ、見知らぬ人々からの温かい寄付が寄せられ、娘の願いを叶えてやることができるようになったことを『Mirror』『Gazette Live』が伝えている。

英ノーフォークのグレシャムに暮らすミッシー・ラッセルちゃん(8歳)は、後頭部にある小脳や脳幹の一部が頭蓋骨から脊髄に落ち込んだ状態になる「キアリ奇形」と、脊髄の中に液体が溜まった空洞ができることにより脊髄に機能障害を引き起こす「脊髄空洞症」という2つの難病を抱えており、この病によって発音が不明瞭になり、頻繁に耐え難い痛みを伴うために友人とも遊ぶことができないという日々を送っている。

ミッシーちゃんの病状の詳細や原因解明に繋がる可能性があるMRI検査は、NHS(国営医療サービス)では受けることができない。しかしある日、ミッシーちゃんが泣きながら訴えた言葉は母のカースティー・クロウさんを悲痛な気持ちにさせた。

「今年の誕生日にはパーティーをしなくてもいい。プレゼントもいらないからMRI検査を受けたい。」

自費治療扱いとなるMRI検査には1,600ポンド(約24万円)の費用がかかる。家族だけでは到底、治療費を賄うことができず、ミッシーちゃん以外に15歳と11歳の子を持つカースティーさんは、友人の協力を得て寄付金サイト「JustGiving」にアカウントを設置した。アカウントの目標金額を1,600ポンドに設定したところ、親切な人々から110ポンド(約16,400円)の寄付が寄せられた。

ストックトンを拠点にエンジニアリングの会社「Doocey North East Ltd」を運営しているチャーリーさんとヌアーナ・ドゥーシーさん夫妻は、ミッシーちゃんのことが掲載された『Evening Gazette』を見て「こんな小さな子が、激しい痛みに毎回耐えることを強いられているなんて」と深く同情した。

そこで夫妻は、110ポンドの寄付が寄せられていたアカウントに1,490ポンド(約222,000円)を寄付し、「これでどうかミッシーちゃんの検査が受けられますように」と温かいメッセージを残した。

これを知ったカースティーさんとミッシーちゃんが、どれほど喜んだかは言うまでもない。カースティーさん曰く、2人のきょうだいも日々階段の上り下りを介助したりと妹のサポートを懸命にこなしており、家族でミッシーちゃんを支えているという。ミッシーちゃんがMRI検査を受けることができれば、病の症状をより詳しく知ることができ、脳の手術を受けるなど最善の治療法が施されることも可能になる。

見知らぬ子供のために多額の寄付をしたドゥーシーさん夫妻には「素晴らしい行為だ」と称賛の声が寄せられている。

画像は『Mirror 2017年10月3日付「Schoolgirl aged 8 living in constant agony begs mum for brain scan instead of a birthday party」(Image: Evening Gazette)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

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