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【海外発!Breaking News】CIAを解雇された訓練中の仔犬、今後を心配されるも幸せな生活を掴む(米)

TechinsightJapan / 2017年10月26日 18時10分

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このほどCIA(米中央情報局)で爆発物探知犬となるべく訓練を受けていた雌のラブラドール・レトリバー“ルル”が、「訓練に全くやる気を見せない」という理由で解雇されることになった。CIAのこの発表を受けて、多くの人々がルルの今後を心配していたのだが…。『New York Post』などが伝えている。

CIA(Central Intelligence Agency)と言えば、知らない人はほとんどいないであろう米政府の中央情報局である。そのCIAで、ラブラドール・レトリバーのルルは2017年度の「仔犬のクラス(puppy class)」で爆発物探知犬となるための基礎訓練を受けていた。

バージニア州のフェアファックス警察署で訓練をスタートさせたルルであったが、わずか数週間後に「探知犬としては適さない」と判断された。CIAは公式Twitterで「ルルは爆発物のニオイを嗅ぎ分けることに興味を示さなくなってきました」とツイート。さらにこのルルの状態は気まぐれに起こるものではなく日常的なものであり、訓練の成績結果も著しく低かった。

ドッグトレーナーは「やる気がない日というのは人間だってあるでしょう。犬だって同じです。犬が病気なのか、疲れているのか、退屈なのか、‟犬の心理学者”となってその日のコンディションを見極めていく必要があります。ほとんどの犬が1~2日もすればモチベーションが上がっていきますが、たまにルルのようにいつまで経っても与えられた仕事に興味を示さない犬がいるのです」と語っている。

ハンドラー(調教師)は、玩具や食べ物で興味を引き爆薬を嗅ぎ分けるように仕向けてみたものの、ルルの状況は変わることがなかった。そしてCIAの公式Twitterに「もう(訓練を)楽しんでいる様子さえ見られません」と報告があった。

このことからルルの精神面を考慮して今月19日で訓練は中止となり、CIAは「ルルはpuppy classを辞めることになりました」と発表した。ルルは正式に解雇されたのである。CIAの一連のツイートを見ていた人達からは、「ルルはどうなるの?」「私が引き取りたい」「殺処分はやめて」などルルを心配するコメントが相次いだ。

しかし人々の心配は無用だったようだ。実は訓練を中断したり引退した犬は、ハンドラーやその家族に引き取られるケースがほとんどなのだという。ルルもハンドラーの家に引き取られ、現在では先住犬のラブラドール“ハリー”と仲良く過ごしている。CIAのTwitterに投稿された写真からは、ルルとハリーが仲良く寄り添っている様子も見られる。

なお今年6月には、オーストラリアで警察犬学校を落第し違う道を歩んで大出世を果たした犬が話題となった。

画像は『CIA 2017年10月18日付Twitter「Lulu wasn’t interested in searching for explosives.」「Lulu was adopted by her handler & now enjoys her days playing w his kids & a new friend, & sniffing out rabbits & squirrels in the backyard.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

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