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【海外発!Breaking News】心臓手術を控えた5歳女児 “ウェディング写真”で夢を叶える(米)

TechinsightJapan / 2017年11月9日 21時30分

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リスクの高い心臓手術を控えたアメリカの5歳の女の子。「大好きな人のお嫁さんになりたい」―そんな娘の願いを聞いた母親が、娘と仲が良い男の子の家族の協力を得てキュートな“ウェディング写真”を撮影した。

米コネチカット州メリデンに暮らすソフィア・チアパロンちゃん(5)は、ブロンドの髪と大きな茶色の瞳が印象的な女の子だ。だがソフィアちゃんは先天性心疾患を抱えており、これまで3度の切開手術を受けている。心臓と肺動脈をつなぐ部分が欠損しており心臓の一部が機能しない状態のため、「生きていることが奇跡」とまで言われているそうだ。

このほど4度目の手術の必要性を医師から告げられた母親のクリスティさん(36)は、ソフィアちゃんに手術前にやりたいことはないかと尋ねた。5歳児であれば新しいおもちゃをねだったりするところだが、ソフィアちゃんから返ってきたのは意外な答えだった。

「プリンセスになりたい。そして大好きなハンターくんと“結婚”したいの。」

ハンターくん(6)は、同じプリスクールに通うソフィアちゃんのベストフレンドだ。クリスティさんは娘の願いを叶えるべく、早速ハンターくんの母親トレイシーさんに娘の思いを伝えた。クリスティさんの話を聞いた途端、トレイシーさんは思わず涙してこのように語ったという。

「私たちがソフィアちゃんの願いを叶えてあげられるのなら…。」
「いつもハンターのマリオごっこに付き合ってくれるので、今度はハンターがソフィアちゃんの願いを叶えてあげる番です。ソフィアちゃんを喜ばせるためなら、あの子は何だってするでしょう。」

ソフィアちゃんの願いを実現すべく、トレイシーさんは同市内の『サッシー・マウス・フォトグラフィー』でフォトグラファーとして働く親友マリッサさんにさっそく状況を説明し、“ウェディング写真”撮影の手はずを整えた。そして10月23日の午後、黄色く染まった木々に囲まれた市内の公園で、ソフィアちゃんとハンターくんの写真撮影が行われた。ブランコや滑り台で楽しそうに遊ぶ姿やドレスアップしたお互いの姿にはにかみ合うところなど、2人のいくつもの表情をマリッサさんのカメラが捉えている。ハンターくんはこの日一度たりとも文句を言わなかったそうで、トレイシーさんは「ソフィアちゃんがハッピーでいれば、あの子にとっても幸せなんです」と幼い2人のラブストーリーを温かい目で見守っていたようだ。

医師から長くとも2歳までしか生きられないだろうと言われながらも、これまで24回も麻酔下で処置を受け病と闘ってきたソフィアちゃん。母親のクリスティさんは「撮影準備に臨むソフィアを見ていたら、涙がこみ上げてきました」と明かしている。ソフィアちゃんの誕生以来、「明日にでも命が突然消えてしまうかもしれない」といった恐怖と隣り合わせだったクリスティさんだが、撮影当日はしばらくぶりに心から笑うソフィアちゃんを見ることができたそうだ。愛する我が子の最高の笑顔に、クリスティさんはどれだけ救われたことだろう。

なおソフィアちゃんは11月中旬にボストン・チルドレンズ・ホスピタルで心臓切開手術を受ける予定だが、手術が成功することを願うばかりである。

画像は『Sophia Elyssa Chiappalone the beautiful baby with a broken heart 2017年10月23日付Facebook「Sophia’s wish before her upcoming open heart surgery is to “marry” the love of her life.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)

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