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【エンタがビタミン♪】ひふみん、モー娘。とのコラボに意欲「練習が楽しみ」

TechinsightJapan / 2017年11月30日 18時11分

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今年6月将棋界を引退し、天然キャラがお茶の間で大人気の“ひふみん”こと加藤一二三九段が講演会でひふみん節を炸裂した。将棋界にとどまらず、芸能界でも活躍するひふみんはモー娘。と音楽番組でコラボすることを嬉しそうに明かし、古坂大魔王に作ってもらったという自身の曲を熱唱した。

29日夜、東京・八重洲ブックセンターにて【挑戦し続ける人、挑戦し続けたい人への加藤九段からのエール】『天才棋士 加藤一二三 挑み続ける人生』(日本実業出版社)刊行を記念し講演会が開催された。



小4でプロの将棋士になると確信したというひふみんは「将棋は自分に最も向いている世界だと思った」と当時を振り返る。小6で大阪の将棋界に入り、八段の名人・升田幸三先生と初段だった自分が対局した時に「この子“凡”ならず」と言われ自身も「“非凡”ではないと思った。私も中々なもので負けなかった」と自画自賛し、笑いを誘った。

14歳で四段、18歳で最高峰であるA級の八段にノンストップでなった新記録を持つひふみんは「プロとなる四段昇段の最年少記録を持っている藤井聡太四段も(このスピード昇段を抜くのは)難しいでしょう」と言い切った。



タイトル戦では持ち時間が9時間と長時間であることから、2日間にかけて1局を指すのは悔いのない戦いができることに所以すると言う。持ち時間が20分しかないNHK杯で自身は7回の優勝、5つの永世称号を保持する大山康晴名人は8回優勝、10回優勝している羽生善治名人を「客観的に天才」「短い時間で一手指すことができるのは天才」と語り、「プロになる場合は才能が必要。その上に研究、勉強、大成が理想だ」と言い、「藤井聡太も才能豊か」と称賛した。

話し出したら止まらないひふみんは、カンペで時間を教えられるも良く歌うという小田和正の『ラブ・ストーリーは突然に』の歌詞を説明し始め、「小坂大魔王先生が作ってくれた曲の歌詞が私の将棋のエッセンスが入って素晴らしい」とその歌を熱唱した。

またフジテレビの番組でモー娘。と共演することを明かし、「14名のモーニング娘。が私が歌っている後ろで踊ってくれる。これから練習をすることが楽しみでね~」と目を細めていた。何度も止めが入った講演会は1時間10分を超え、締めとして「自分がこの世の中で一番と思ってはいけない。柔和で謙遜であるべきだ」と話し「(自身を)天才と言っている事実はあるけれど」と最後までひふみんワールド全開であった。
(TechinsightJapan編集部 斉藤智子)

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