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【海外発!Breaking News】日焼け止めとサングラスが必須のアルビノ犬、SNSで人気上昇中(豪)<動画あり>

TechinsightJapan / 2017年12月5日 20時45分

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メラニンの欠乏により体毛や皮膚が白く赤い瞳孔を持って生まれるアルビノ(先天性色素欠乏症)は人間に限ったことではない。このほどアルビノで生まれてきたことにより太陽の光が命取りになりかねない1匹の犬が、SNSで人気上昇中であることを『Caters News』『Inside Edition』『Metro』などが伝えている。

オーストラリアのメルボルンにアルビノとして生まれた1匹のシュナウザー犬がいる。“シャーロック”(10か月)は母犬が黒毛だったにもかかわらず、真っ白の毛と透き通る青い目を持って誕生した。

しかし飼い主は、生まれて間もないシャーロックを飼育放棄した。その後シャーロックは、一時的に犬を預かる里親をしているネッタ・マッケイさんのもとへ預けられた。犬をこよなく愛するネッタさんは、シャーロックを見た瞬間に新しい飼い主になろうと決意したという。

「シャーロックを迎える前は、永久的に面倒をみるつもりではありませんでした。私は多くの異なる犬の里親ですし、私の役目は預かった犬たちを新しい飼い主のもとへ送り出すことですから。でもシャーロックを見て、大好きになりました。うまく説明できないんですけど、家族の一員として迎えるべきだと思ったんです。」

ネッタさんは夫ピーターさん(56歳)と話し合い、アルビノ犬の世話の仕方を理解している自分たちこそシャーロックの新しい飼い主に適しているのではないかという結論に達した。犬のアルビノは視覚や聴覚障がいが現れることが多いが、シャーロックは今のところ健康で何の問題もみられない。しかし日差しが強いオーストラリアで、太陽のもとに晒されることは危険を伴う。

「ケアをきちんとできる飼い主でなければシャーロックを引き取れないので、新しい飼い主を探すことは容易ではないと思いました。私たちの家では、シャーロックを外で遊ばせる時は中庭の日陰になるところを選び、そこで飼っている他の2匹の犬と一緒に走り回れるようにしています。」

このように話すネッタさんだが、それでも散歩の時には最善の注意を払わなければならないと言う。シャーロックには特別な日焼け止めクリームをたっぷりと塗り、サングラスも欠かせない。好きな時に好きな場所へというわけにはいかず、散歩は日没時間の少し前か、曇りの日のみに限っているそうだ。そうでもしないとすぐに日焼けし、それが皮膚がんになれば致命的だとネッタさんは語る。

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