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【海外発!Breaking News】クリスマスに欲しいものは「今よりも、ましな人生」 9歳少年の願いに人々は涙(米)

TechinsightJapan / 2017年12月10日 21時0分

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親と一緒にクリスマスを迎えることができない子供達は世界各地にいる。そんな子供達のためにクリスマスプレゼントを届けるサポートをしていたボランティアの男性が、9歳の男の子からのリクエストを受け取ったのだが…。英メディア『The Sun』などが伝えている。

北米では「エンジェル・ツリー(Angel Tree)」という恵まれない子供達を支援する団体のプログラムがあり、クリスマスになると企業や個人がスポンサーとなって多くの子供達にプレゼントが届けられる。米ルイジアナ州ニューオーリンズで評議員をしているジェイ・エイチ・バンクスさん(Jay H. Banks)も毎年、子供達のスポンサーになってきた。

このプログラムは他の支援団体と違い、スポンサーに子供達の名前や年齢を伝えるだけでなく、その子が本当に欲しいものをリクエストすることができる。そうすることで双方に絆を感じてもらうことができるのだという。

今年もジェイさんはスポンサーとしての活動を始めたのだが、何気なく選んだある少年のリクエストフォームを見た時、悲しみで胸が張り裂けそうになった。そこには少年の欲しいものが書かれており、1つは新しいシューズ、そしてもう1つは「今よりも、ましな人生(happier life)」だった。その子はまだ9歳、小学4年生という。

このリクエストを見たジェイさんは、悲しみを自分の中に収めることが出来なかったのだろう。自身のFacebookに少年の名前を伏せたうえでフォームの写真を投稿すると、その思いを綴った。

「私は挫折感で打ちのめされました。新しい自転車やゲーム機のXbox、他のおもちゃだったら驚くこともなかったでしょう。しかしこの少年が‟今より、ましな人生”をリクエストしたことで、私の胸は締め付けられました。」

「自分が4年生だった時のことなんて、私はそんなに覚えていません。でもあの頃の自分が“もっと幸せになりたい”なんて考えたでしょうか…。」

「それで思ったのです。この子はどんなに辛い経験をしてきたのだろうか。同じように大変な思いをして育っている子が世の中にはどのくらいいるのだろうか。どうしたら救いの手を差し伸べてあげられるのだろうか。これから彼がどのように成長していくのだろうかと…。」

「それと同時に何故、この1枚を手に取ったのだろう…という気持ちにさえなりました。私は途方に暮れています。どうすれば良いのだろうと…。」

ジェイさんの投稿は多くのユーザーの涙を誘ったようで、「思わず泣いてしまった」「胸が締め付けられる」「私もこの活動の手助けをしたい」といったコメントが数多く届いた。

少年は間違いなく新しいシューズをプレゼントされるだろうが、今回のジェイさんの投稿によりさらに多くの支援が集まり、少年のような境遇にいる子供達に今以上の幸せが訪れることを願ってやまない。

画像は『Jay H. Banks 2017年12月4日付Facebook「This has to be one of the most frustrating things I have ever seen.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

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