【海外発!Breaking News】米加州の山火事でウサギを救出した男性に批判殺到<動画あり>

TechinsightJapan / 2017年12月13日 6時0分

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米カリフォルニア南部で4日夜に発生した複数の山火事は、一部で延焼が広がるなど甚大な被害をもたらしている。そんな中、ある男性の動画がネット上で拡散した。男性は燃え盛る炎の中で自らの危険を顧みず、ウサギを救出した。しかしこの行為が多くの批判の対象となったのである。米メディア『PEOPLE.com』『NBC Washington』などが伝えた。

12月6日の夜、カリフォルニア州南部のベンチュラ郡で発生した山火事「トーマス・ファイアー」の現場を通りかかったある男性がウサギを助けたことで、ネット上から猛批判を浴びた。

ウサギは燃え盛る炎の中、行き場を失いもがいているように見えたのだろう。男性は車から飛び降り助けようと試みるも、ウサギは逃げて炎の中に入って行きそうになった。男性は頭を抱えてオロオロしながらもなんとか捕まえ、その後は安全な場所でウサギを放した。この一部始終が通行人によって録画され、SNSで一気に拡散した。

ネット上では「炎の中、小さな生き物を救った彼はヒーロー」「名乗らずに立ち去るなんてそれこそヒーローだね」と男性への称賛が集まったが、一方で「リスクを負ってウサギを救うことはヒーローでもなんでもない。自分が炎に巻き込まれたら救助隊の手を煩わせるだけだろう」「危険を顧みずにこんなことして馬鹿な男だ」と危険すぎる行為に対して猛批判の声があがった。

この男性は当初、メディアで身元を特定することができなかった。しかし「この男性の恋人」と名乗る女性が米メディア『NBC4』に連絡したことで、他の複数メディアでもオスカー・ゴンザレスさん(19歳)がウサギを救出したと報じた。ところが後に『NBC4』が後追い取材をしたところ、動画の男性はケイレブ・ワドナンさんという別人であることが分かった。同メディアの取材に応じたケイレブさんは、「自分には信念があったので、炎が目の前に襲い掛かっても小さな生き物を救い出すことに集中した」と話している。一方でオスカーさんは、未だ「ウサギを救出したのは自分だ」と主張しているという。

このウサギの救出劇が繰り広げられたことで、ツイッターでは野生動物専門家からも「自ら命の危険を晒さなくても、野生動物は放っておいても生き延びただろう」と厳しい批判があがった。科学ニュースサイト『Live Science』によると、「カリフォルニア砂漠の穴に住んでいるワタオウサギや地上に住むほとんどの小動物は山火事が起こっても炎から逃れる術を知っており、生き残ることが可能」と言い、カリフォルニア州魚類野生生物局「California Department of Fish and Wildlife」のスポークスマンも、自然災害が起こった時の最善策として「山火事が起ころうが起こるまいが野生動物はそのままにしておくべき」と述べている。



画像は『ABC7 2017年12月7日公開 YouTube「Man risks life to save wild rabbit during SoCal wildfire | ABC7」』のサムネイル
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

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