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【海外発!Breaking News】ブレーキとアクセルを踏み間違えた95歳 はねられた男性死亡で懲役の可能性(英)

TechinsightJapan / 2017年12月22日 16時45分

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高齢者の不注意な運転により1人の男性が命を落とした。今年2月14日に起こった事故の裁判がこのほど行われ、判事は95歳の女性被告に対し、高齢者であっても1人の命が奪われた罪は重く実刑の可能性が非常に高いことを口にした。英メディア『BBC News』『Mirror』などが伝えている。

英バークシャー州ブレーに住むガートゥルード・リスター(95歳)は今年2月14日、自宅近くのメイデンヘッドにある墓地で韓国車ヒュンダイi30のアクセルをブレーキと間違えて踏み込み、メンテナンス作業をしていたポール・ミルズさん(47歳)をはねて死亡させた。

この事故の裁判が12月19日にレディング刑事法院で行われ、ミルズさんの妻トレイシーさんと娘のビクトリアさん(17歳)が傍聴席に姿を見せた。当日は家族の運転する車で裁判所に到着したリスターが、杖をついて弱々しく階段を上る姿が英メディアに捉えられた。法廷で危険な運転をした罪を認めたリスターからは、すでに運転免許が剥奪されている。よって今後は罪を犯す可能性は限りなく低いと判断し、保釈金無しで釈放されているが、ポール・ダグデール判事は「被害者とその家族、そして被告にとってもまったくもって悲劇な事故とはいえ、被告が犯した罪は深刻である。懲役刑か執行猶予をつけるべきか判決時まで慎重に調査するが、被告は今の自由が奪われる可能性が高いことを肝に銘じておくように」とリスターに伝えた。

このたびの裁判でリスターの判決が来年1月4日に延期になったことが告げられたが、これにミルズさんの遺族からは泣き声が漏れた。ミルズさんは事故当日、ISSという会社から墓地に派遣されて働いていたのだが、仕事を始めてまだ6日しか経っていなかったそうだ。

判決の出ぬまま迎えるクリスマスは、遺族にとってはいたたまれない。傍聴席に座ることさえも辛い母を支えながら、ビクトリアさんは「父は本当に良い人で、家族を支えるためにいつも一生懸命仕事をしてくれていました」と述べている。またトレイシーさんは「私は、夫だけでなく親友も失ってしまいました。私たち家族は彼のことを一生忘れません」と悲しみを口にした。

このニュースを知った人からは「そもそも95歳という高齢者に運転する技能はあるのだろうか」「協議会は墓地での運転を全面的に禁じるべきだ。作業している人がいるのだから危険に決まっている」「その年齢でなぜまだ運転しようと思うの」「高齢者だからって関係ないでしょ。人を死なせているんだから罪は重い」「やっぱり高齢者の運転は危険」「そんな年になっても運転してるってことは70歳になってから毎回免許更新してたってことよね。でもやっぱり95歳は運転すべきじゃないと思う」といった声があがっている。

画像は『Mirror 2017年12月19日付「Pensioner, 95, faces prison after she killed middle-aged man working in cemetery by accidentally stepping on accelerator」(Image: INS News Agency Ltd)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

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