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【エンタがビタミン♪】渡辺麻友“卒業”にオサレカンパニー茅野しのぶ「衣装を作る楽しさを教えてくれた」

TechinsightJapan / 2017年12月27日 13時25分

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茅野しのぶさんはAKB48創設期から衣装スタッフとしてのみならず相談相手となりメンバーを支えてきた。今年の4月17日に人事異動でAKB48グループ第2代総支配人、AKB48劇場第3代支配人を退任してからはオサレカンパニー衣装部でAKB48グループ衣装総責任者及びクリエイティブディレクターを専任している。その彼女が『しのぶのトーク 755』で12月26日に行われた渡辺麻友卒業公演について「秋葉原のAKB48劇場の楽屋で早替えするのも最後で、麻友ちゃんに衣装を着て貰うのも後数回だと思うと本当寂しいです」と思いを明かした。

楽しいことだけでなく悲しみや悔しさも乗り越える渡辺麻友を見守ってきた茅野しのぶさんは「アイドルでいる事にプライドを持ち」「AKB48を心から愛して」いることを感じたという。そんななか2013年6月8日に『AKB48第5回選抜総選挙』開票イベントが行われ、結果は「1位 指原莉乃」「2位 大島優子」「3位 渡辺麻友」となる。2位の大島がスピーチで「“踏み台にしてほしい”っていうのはちょっと違う人だったなと…」と苦笑したのが印象的だった。

茅野さんはイベント後に「麻友ちゃんが人知れず、衣装部屋の片隅で顔を壁に向けて、多分涙を流していたのですが」と当時を振り返る。マネージャーが外で探している声を聞いた渡辺は涙を拭うと「はーい! 行きます」と部屋を出た。その時の表情は「満面の笑みで、キラキラしてて、本当それが美しくて泣いていたのが嘘みたいで、本当天使みたいと思いました」という。

その時に「アイドルの凄さや覚悟」を目の当たりにした茅野さんは、「あー、麻友ちゃんがいつか卒業する時は天使が歩いてるみたいな軽やかで美しい羽根のドレスにしよう」と既にイメージしていたのだ。

「衣装を作る楽しさを教えてくれたメンバーの一人でした」と言い切るだけに、渡辺麻友の卒業に向けてステージ衣装へのこだわりは並々ならぬものが感じられる。

まず「卒業コンサート」「卒業公演」ではイメージ通りに彼女にぴったりなデザインの純白のドレスを実現した。また、12月22日の『MUSIC STATION SUPER LIVE 2017』でAKB48が渡辺のラストセンターシングル『11月のアンクレット』をパフォーマンスした際の衣装にも裏話がある。



AKB48として最後の『Mステ』出演となるステージ衣装は『キングレコード』から「出来たら、白い衣装で」とリクエストがあり、「星柄の刺繍」で細かい装飾のドレスを作った。茅野さんは本番を見て、「(白い衣装は)最後のカラフルな紙吹雪が映える為だったんだろうなと思い、色々考えて頂き本当愛を感じました」という。

8月30日放送のNHK総合『探検バクモン』でAKB48グループの衣装工房に潜入した時にメンバーが「選抜の衣装って豪華」「形も一人一人違って個性が出る」と話していたが、渡辺麻友の衣装はさらに力が入っているようだ。



「まだあとAKB48としてはレコード大賞と紅白歌合戦の出演で、あと2着新しい衣装を着て貰えます」という茅野しのぶさん。「私も悔いが残らない様に、AKB48を沢山愛してくれた麻友ちゃんが幸せにAKB48を去れる様に頑張りたい」との思いが込められた衣装に注目したい。

画像は『しのぶ 2017年12月27日付755、2017年12月22日付755』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

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