1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 国際
  4. 国際総合

【海外発!Breaking News】32兆円の電気代を請求された女性「クリスマスライトのつけ過ぎかと思った」(米)

TechinsightJapan / 2017年12月28日 18時20分

写真

クリスマスシーズンになるとなにかと出費がかさむものだが、電気代などの光熱費も然り。外壁を華やかなデコレーションで覆えば、電気代は決して安くはないだろう。このほど米ペンシルベニア州の主婦が電気代の請求額をオンラインで確認したところ、とんでもない金額が記されていた。『Chicago Tribune』『Washington Post』『Fox 5 NY』などが伝えた。

12月19日、次に支払う電気代をオンラインで確認したペンシルベニア州エリーに住む主婦メアリー・ホロマンスキーさん(58歳)は、電力会社「Penelec(ペネレック)」が提示した金額に仰天した。

スクリーン上に現れていたのは、284,460,000,000ドル(約32兆円)というとんでもない数字だったのだ。メアリーさんは慎重にコンマを数えたが、何度見てもあり得ない金額である。かけていた眼鏡を外し、再びかけ直してスクリーン上の数字を数えても結果は同じだった。

その請求額の横には親切にも「支払い期限は2018年11月」と記されており、今月に支払わなければならない金額は28,176ドル(約320万円)になっていた。この時、メアリーさんの夫と息子の1人が自宅にいたが、取り乱した様子のメアリーさんを見て「大丈夫か」と声をかけたほどだったという。

「あまりにも大きな金額に驚いて、部屋を見まわしたら2人が私を見ていたんです。私は例えようもない表情をしていたのでしょう。こんな請求額が来れば誰だって心臓がバクバクして汗をかくし、落ち着かなくなるものです」

それでもなんとか落ち着くよう自分に言い聞かせたメアリーさんは、このような高額の電気代を請求される理由は何かと考えた。この時期、クリスマスデコレーションに電気代を費やす家庭も少なくない。メアリーさん一家も家の外にクリスマスライトを飾ってはいたが、派手に外壁を飾るデコレーションは施してはいない。ではクリスマスツリーの電気代かと一瞬疑ったものの、そこまでの請求額になるはずがないだろうと思い直したようだ。

そこでメアリーさんは、請求額が提示されたスクリーンの画像を長男にメールし伝えたところ、長男はすぐに電力会社へ連絡。そして「ミス」であることが判明したのである。メアリーさん一家が支払うべき正確な電気代は284.46ドル(約32,000円)であり、前月の161ドル(約18,000円)と比べて若干高かったものの明らかに払えない金額ではないことがわかりホッとしたそうだ。

この一件をメアリーさんは地元紙『Erie Times-News(エリー タイムズ・ニュース)』に送ったところ拡散し、他のメディアでも話題になった。『Erie Times-News』の取材を受けた 「Penelec(ペネレック)」の親会社「First Energy(ファースト・エナジー)」のスポークスマン、マーク・ダービンさんは「エラーの原因は不明」と述べている。

画像は『Chicago Tribune 2017年12月26日付「Pennsylvania woman gets $284 billion electric bill, wonders whether it’s her Christmas lights」(Mary Horomanski)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください