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【海外発!Breaking News】「とにかくウマが合う」 60年来の親友が実は兄弟と判明(米)

TechinsightJapan / 2017年12月29日 18時47分

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幼い頃に生き別れたきょうだいがいる…長い年月を経て2人が奇跡の再会を果たすという感動的なニュースは多いが、「実は親友として度々会っていた」という話題が米ハワイ州のホノルルから伝えられた。2人は小学校高学年から仲の良い友人として交流してきたといい、とても気が合う2人はなんと人相もそっくりであった。

ホノルル在住のアラン・ロビンソンさん(72)とウォルター・マクファーレンさん(74)は今月23日、友人や親族を招いてパーティを開催し、親友だと思っていた2人が実は生後15か月で生き別れていた実の兄弟であることを公表した。地元メディア『KHON-TV』のインタビューに「最高のクリスマスプレゼントをもらったよ」「こんな風になるなんて想像したこともなかったね」と話し、嬉しそうに笑い合う2人。彼らは小学6年生で出会い、寄宿制の進学校であるプナホウ・スクールでは一緒にアメリカンフットボールに興じた仲で、60年間にわたり親友として付き合ってきたそうだ。

父親の顔を知らないウォルターさんと、養子として里親に育てられたことを知っていたアランさん。ウォルターさんは祖先についてインターネットの検索やSNSであれこれと調べたが、何ら情報を得られずに困り果てていたある時、家族の歴史やDNAに関する調査を行うウェブサイトの存在を知った。娘シンディさんの助けも得ながらの調査となり、「母親由来のX染色体について同じものを持つ人がいる。ユーザー名は『Robi737』」という答えが得られた。Robi737さんがアロハ航空でボーイング737型機に乗務しているロビンソンさんという男性であることもわかった。

ところが、ついに会ってみた兄弟はなんと長年の親友であった。「実にショックだったよ」とウォルターさん。アランさんも「ひどく打ちのめされたような気分になったね」と語る。大好きな親友と血がつながっていたことは喜ぶものの、血を分けた兄弟が実はとても近くにいたという事実を60年も知らずにいたことの無念さや時間のロスに、やるせない気持ちの方が勝っているのだろう。「この混乱した感情を完全に克服するには相当な時間がかかるかもしれない」とも明かしている。

とはいえ親友であり兄弟でもあり、アランさんとウォルターさんは切っても切り離せない温かい関係で結ばれている。余生を一緒に旅行したり、家族のイベントを一緒に行ったりする関係になったことが嬉しくて仕方がない様子だ。

画像は『CNN 2017年12月28日付「After 60 years of friendship, they learned they’re biological brothers」(HLN)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)

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