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【海外発!Breaking News】新郎の母が喘息発作 裁判所のトイレで挙式したカップル(米)<動画あり>

TechinsightJapan / 2018年1月28日 6時0分

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欧米には市庁舎や地方裁判所にて、司式者(結婚儀式の権威のある人)や立会人のもと簡単なセレモニーを行って「Marriage Certificate(結婚証明書)」を取得する“地味婚”がある。とはいえカップルにとって夫婦となる大切な日であることに変わりはない。しかしこのほど米ニュージャージー州のあるカップルは、裁判所のトイレで挙式する羽目になってしまった。予期せぬ出来事があったゆえの結果なのだが、2人にとってはある意味「忘れられない特別な日」となったようだ。『News 12 New Jersey』『NBC New York』『Metro』などが伝えている。

1月25日、ニュージャージー州オーシャンタウンシップに暮らすブライアン・シュルツさんとマリアさんにとって、この日は一生の思い出となる素晴らしい日になるはずだった。ところが挙式をすべく向かった先のモンマス郡裁判所で、ブライアンさんの母親が突然呼吸困難を訴え倒れた。

911通報した裁判所内の郡保安官らは、救急車到着まで喘息発作を起こしたとみられる母親に酸素を吸入させるため女性用トイレへと促した。突然の予想外の出来事にブライアンさんとマリアさんは不安と動揺を隠せず、裁判所スタッフは次の挙式可能な日を調べたが、あいにく44日後まで予約で埋まっていた。

救急救命士が到着するまで母親を動かさない方がいいと指示されたカップルに、レオナルド・マックスフィールド保安官が「それなら、ここで式を挙げれば?」というとんでもないアイデアを出した。裁判所の女性用トイレで挙式することへの躊躇は当然あっただろう。しかし45日先まで待てないブライアンさんとマリアさんは、思いきってその決断を下した。

灰色の壁に囲まれたトイレ内での挙式は異様ではあったが、ケイティ・ガンマー判事によりスムーズに執り行われ、ブライアンさんとマリアさんは母親の前で愛の誓いを交わし無事、夫婦となった。その様子は「Monmouth County Sheriff’s Office(モンマス郡警察)」のFacebookアカウントに投稿されているが、式の最後にトイレの壁際で誓いのキスを交わす夫婦はなんだか戸惑っているようにも感じられる。しかし、同アカウントにはこのように投稿された。

「我々はシュルツ夫妻の結婚が無事に執り行われたこと、母親が無事であったことをとても嬉しく思います。2人はこの日が記念すべき特別なものになったことをとても喜んでいました。」



画像は『News 12 New Jersey 2018年1月25日付「New Jersey couple gets married in courthouse bathroom」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

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