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【海外発!Breaking News】乗客ショック! バス運転手“ながらスマホ”で高速道路を走行(英)

TechinsightJapan / 2018年1月30日 15時45分

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乗客の命を預かる仕事に従事する者は、その責任を背負うことを日々意識しなければならないはずである。しかしあるバスの運転手は、乗客への危険を顧みず運転中にスマホ操作をするという行為に出た。乗客のひとりがこれを撮影したことでバス会社が調査に乗り出し、今月に英ウェールズでこの運転手の裁判が行われた。英メディア『Metro』『Daily Post』などが伝えている。

昨年7月、長距離バスを使ってイギリスからクロアチアへの10日間の旅に出たウェールズのスランゲヴニに暮らすウィリアム・ジョーンズさんは、バス運転手がとった行為の苦情をバス会社に申し立てた。

ウェールズのカーナヴォン拠点のバス会社「Arvonia Coaches(アルボニア・コーチ)」の長距離バスにはその日、28人の乗客が乗っており満席だった。運転手ショーン・デイビス(51歳)は雨が降るドイツ内の2車線高速道路を時速96.5kmで走行中、スマホをハンドルの上に置き、操作し始めたのだ。

デイビスはスマホを使って事務処理をしていたようだが、もちろんこの行為は危険極まりない。妻と一番前の座席に座っていたジョーンズさんは、デイビスの行為に気付き録画することにした。映像にはフロントミラーに映ったデイビスがハンドルの上でスマホを操作する姿や走行速度を示したダッシュボードが収められているが、高速道路を走行中であるにもかかわらず、ちらりと前を見るだけでデイビスの視線はスマホに注がれている。ジョーンズさんは、この運転手としてあるまじき行為以外にも、デイビスが問題ある行動を取っていたことを昨年10月に『Daily Post』で話している。

「英仏海峡トンネルへ向かう途中でも、前の車と非常に近い距離で運転していました。実際にバスは小型トラックと接触して、バスの運転手側のサイドミラーが歪んだのです。運転手はバスを高速道路の脇へ寄せて、何が起こったか説明し、私たち乗客に『あの運転手が悪い』と言っていました。帰りの道では道路がとても混んでいたので、運転手はナビを使って別のルートを探したようです。ですがその道は狭い田舎道で、行き当たった低い橋は車高制限が4メートルで3トンの重量制限もありました。15トン超えのバスが橋を通ることは許されるはずがありません。それでも運転手は通過しようとしたのです。」

こうした行為から、ジョーンズさんはデイビスの走行マナーを注視するようになった。そして走行中にスマホを操作するという行為にも出たため、ジョーンズさんはデイビスに録画した映像を見せて苦情を伝えた。するとデイビスは「バスから降ろすぞ!」と怒鳴ったという。

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