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【エンタがビタミン♪】『西郷どん』でジョン万次郎役・劇団ひとりにビビる大木「挨拶がない!」

TechinsightJapan / 2018年2月12日 19時56分

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NHK大河ドラマ『西郷どん』にジョン万次郎役で劇団ひとりが出演した。2月4日の放送で主人公・西郷吉之助(鈴木亮平)が牢屋に入れられた際、先客の謎の男と出会う。11日に放送された第6話「謎の漂流者」では、その男がジョン万次郎だと分かる。

オンエアを見たビビる大木は目を疑ったようだ。番組が終ると同時に『ビビる大木(bibiruookichan)ツイッター』で「劇団ひとりがジョン万次郎!! ジョン万次郎資料館名誉館長に挨拶がない!! 聞いてない!!!」とつぶやいた。

「#ジョン万次郎 #まずは琉球 #5人で遭難、帰国は3人 #お母さんはお墓建てちゃった」とうんちくを披露、さらに別の投稿では「中浜万次郎翁生家跡」「中浜万次郎が使用した井戸」「#ワイフのジョン万次郎ネイル」などを公開して「#名誉館長って何だよ!!!」と訴えている。

ジョン万次郎は土佐高知藩知行中ノ浜村(現在の高知県土佐清水市中浜)で生まれ、14歳の時に炊係として乗り込んだ漁船が強風で遭難してしまう。無人島に漂着して143日間を生き延びた後、植物を探して立ち寄ったアメリカ合衆国の捕鯨船に救助された。

船長から才覚を気に入られて養子となり、学校にも通わせてもらえたことで多くの知識を得た彼は、卒業すると捕鯨船に乗る道を選ぶ。やがてハワイのホノルルに渡り、遭難時に一緒だった土佐の漁師仲間と再会する。

彼らと上海行の商船に乗り込み小舟「アドベンチャー号」で日本へ向かい薩摩藩に服属していた琉球に上陸、番所で尋問されて薩摩本土へ送られる。

『西郷どん』では薩摩藩の牢屋に入れられた西郷吉之助とジョン万次郎の出会いが描かれたが、史実では確認できていない。

ただ、ジョンを通して「メリケン(米国)では好きなもの同士、“LOVE”があれば結婚できる」と教わり、吉之助に想いを寄せながら父親から上級武士との縁談を進められる岩山糸(黒木華)の心情を描くには絶妙な設定と言えるだろう。

ジョン万次郎は薩摩藩で島津斉彬に海外の情勢や文化について問われ、その後長崎へ送られて尋問を受ける。やがて土佐藩に引き取られると吉田東洋たちから取り調べを受け、河田小龍が同居させて得た情報を『漂巽紀略』にまとめた。

その河田小龍によって海外情勢を知り、影響を受けたのが坂本龍馬だ。『西郷どん』では後々西郷吉之助と坂本龍馬の出会いも描かれるだろうが、その時はビビる大木から詳しくツイートしてほしいものである。

画像は『大河ドラマ「西郷どん」 2018年2月12日付Twitter「ラブぜよ」』『ビビる大木 2018年2月12日付Twitter「#西郷どん #ジョン万次郎」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

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