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【海外発!Breaking News】39年間、妻に同じバレンタインカードを贈り続ける77歳(英)

TechinsightJapan / 2018年2月16日 17時3分

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愛する妻に39年間も同じバレンタインカードを贈り続けている77歳のイギリス人男性。毎年2月14日になると、彼は39年前に自分でデザインしたカードに、愛する妻へのメッセージをしたためて手渡す。長い時を経て自分も白髪になり、バレンタインカードもセピア色へと変わってきたが、39年分の言葉が並ぶそのカードにはまだ余白が残されているという。英メディア『Metro』『Express.co.uk』などが伝えている。

英ウェスト・ヨークシャー州リーズ在住のケン・マイアズさん(77歳)が妻のヴァレリアさん(67歳)にバレンタインカードを初めて贈ったのは、結婚して6年後の1979年だった。当時はカードデザイナーとして10年ほどのキャリアがあり、グリーティングカード大手の「Hallmark(ホールマーク)」などにもデザインを提供していたケンさんだが、現在は“ケン・マッコイ”の名前で26冊もの著書を出版、小説家として活躍している。

39年前にケンさんがデザインしたカードはうっすらと黄ばみ、表には「Happy Valentine’s Day to my Wife(ハッピー・バレンタインズ・デイ、私の妻へ)」と書かれており、真っ赤なハートがついた小さなスリングショットを男の子が女の子に渡そうとする姿が描かれている。

ケンさんは「毎年、新しいメッセージを書き足していくんです。大切なカードだから、失くさないようにと特別な場所にしまうんだけど、そんなことをしているうちにどこに置いたか忘れてしまった年もありました。なかなか見つからなくてね…」と語ると、こう続けた。

「私はとてもロマンチックなんですよ。“Romantic Novelists Association(ロマンチック小説家協会)”にも所属している、正真正銘のロマンティスト。自分がデザインした1枚のバレンタインカードを、39年間欠かすことなく妻に贈ってきましたが、これはもう家族の伝統であり家宝のようなものです。これから新しいカードを贈るということはないと思いますし、今後も同じカードを贈り続けますよ。」

そんなケンさんについて、ヴァレリアさんは「夫がロマンチックなのは誰もが知るところ。彼の小さな思いやりが私たち夫婦の関係をいつも温かいものにしてきました。45年も幸せな結婚生活が送れたのはお互いを友として認め合ってきたからかしら。出会った頃の熱い想いは消えても、お互いを心から好きでいることが夫婦の長続きの秘訣ですよ。それに笑って過ごすことも大切ね」と語っている。

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