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【海外発!Breaking News】元・郡保安官代理、義理の息子を射殺(米)

TechinsightJapan / 2018年2月22日 15時0分

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父親が犯罪を捜査し、犯人を逮捕する職業に就いていながら娘は前科ある者と恋愛し、結婚して子もなした。その夫婦が離婚裁判に直面していることを知り、父親はなんと義理の息子を銃殺。孫から父親を奪ってしまった。長年にわたり市民の信頼を集めていた元・保安官代理を殺人という重犯罪に駆り立てたものとは…。『Palm Beach Post』ほか米フロリダ州のメディアが続々と伝えている。

今月19日に娘の夫を射殺した疑いで逮捕され、第一級殺人罪に問われているのは米フロリダ州パームビーチ郡アクリエージのカールトン・ネバーガル・ジュニア(61)。同郡ランタナ警察署に1981年から4年ほど勤務し、2012年に退職するまでは27年にわたりパームビーチ郡保安官代理として勤めた人物であった。

ポンド・サイプレス・ナチュラル・エリアに近いメロー・コートの自宅で射殺されたカールトンの娘の夫ジェイコブ・ロッジ(36)は、勤務先の会社で窃盗を働いたことから逮捕され、一貫して容疑を否認しているが2019年5月までは保護観察の身であった。カールトンの娘は2013年にジェイコブと結婚し、9歳と5歳の息子をなしたが先月に離婚を申請。不満を抱くジェイコブにより裁判に持ち込まれていた。弟であるクリント・ロッジさんは「兄夫婦は約10年にわたり愛憎が交錯する危うい関係でした。兄は義理のお父さんとも険悪な雰囲気でした。決して完璧な人物ではないけれど、殺されるほど悪者ではないです」と兄に代わり強い憤りを示している。

ここで被告の息子ジェイソン・ネバーガルについても触れないわけにはいかない。米空軍に籍を置く一方、父のコネか2007年から郡保安官事務所に保安官代理として勤務していたジェイソン。彼は攻撃的な性格ゆえ同僚に銃口を向けるありさまで、2014年5月には公務中でありながらウェストパームビーチのナイトクラブでダンサーと性行為をし、2016年7月には911コールにより訪ねた26歳の女性宅を数日後に再び訪問し、強姦を試みた。当初は事件を否認していたジェイソンだが、女性の胸元に付着した体液などと彼のDNAが一致して同年12月に逮捕されている。

義理の息子を射殺したカールトン。犯罪歴を持つ男と結婚して付いたり離れたりを繰り返していた娘。同僚に発砲し、性犯罪者として逮捕されるも10万ドルの保証金を支払うことで身柄が保釈となっている息子。ネバーガル家の人々は“市民の厚い信頼を集める郡保安官(代理)とその一家”と呼べるような人格者たちではなかったようだ。この事件を担当するテッド・ブーラス判事も「カールトン被告のことは長年にわたり知っている」と沈鬱な表情で述べており、なぜカールトンは理性を失い銃のトリガーを引いてしまったのか、後輩が揃う郡保安官事務所では一切のコメントを避けているもようだ。

画像は『AJC.com 2018年2月19日付「Retired Florida deputy fatally shot son-in-law, investigators say」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)

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