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【海外発!Breaking News】聴覚障がい者の新郎に新婦が手話でラブソングのサプライズ(豪)<動画あり>

TechinsightJapan / 2018年2月23日 14時20分

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緊張した面持ちで花嫁を待つ新郎は、バージンロードに現れた愛する女性の愛情いっぱいのサプライズに涙を抑えることができなかった。オーストラリアで行われた結婚式での心温まる話題を『Inside Edition』『PEOPLE.com』など複数のメディアが伝えている。

シドニー在住のエリザベス・シュースミスさん(41歳)は1月26日、2年来の付き合いになるスコットさんと待ちに待った結婚式を挙げた。祭壇の前で花嫁の入場を待つ新郎のスコットさんには聴覚障がいがあるため、エリザベスさんはこの日、彼のために特別なサプライズを用意していた。

バージンロードに立ったエリザベスさんはスコットさんをまっすぐ見つめると、彼が長年親しんできた手話を始めたのだ。バックに流れるのはクリスティーナ・ペリー(Christina Perri)のラブソング『A Thousand Years』で、歌にはエリザベスさんの情感がたっぷりと込められているのが分かる。

思い掛けず手話を始めたエリザベスさんに、スコットさんは溢れる涙をこらえることができないようであったが、その目はしっかりと花嫁を見つめていた。

「ダーリン、怖がらないで。私はあなたを愛し続けるわ。これから何千年もの間、ずっとあなたを愛し続けるわ。」

永遠の愛を誓う歌詞を一つ一つ確かめるように、2人は互いを見つめ合い、まるで心で言葉を交わしているような美しい時が流れた。

スコットさんは5歳で聴覚に異常が現れ、8歳までには聴覚障がい者として法的に認定された。スピーチセラピーを続け、話すことや相手の唇の動きを見て会話の内容を読み取ることも何とかできるスコットさんだが、エリザベスさんはこの日のために数か月かけて手話を学んだそうだ。

エリザベスさんは式までの日をこのように振り返っている。

「スコットの友達に手話を教えてもらったの。頭が真っ白になってしまうこともあって、なかなか思うように進まなかったけど、歌の意味が確実に伝わるようにと何度も練習を重ねたわ。」

「式の前は正直怖かった。でも歌が始まって彼と目が合った瞬間、そんな気持ちは吹き飛んでしまったの。もう彼から目を離すことができなかった…。あの時、スコットと私だけの特別な時間が生まれたの。彼はずっと泣いていたけど、私たち2人にとって一生涯忘れることができない素敵な思い出ができたわ。」

そして最後にこんなことも明かしてくれた。

「式の後も2人であの時のビデオを繰り返し見ているの。でもそのたびにスコットは泣いているのよ。」

2人の幸せがたっぷり詰まった映像は、現在世界中に愛を届けている。



画像は『Inside Edition 2018年2月19日公開YouTube「Deaf Man Bursts Into Tears When Bride-To-Be Signs Wedding Song」』のサムネイル
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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