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【海外発!Breaking News】エルヴィス・プレスリー“そっくりさん”、アーカンソー州から下院議員に出馬の意向

TechinsightJapan / 2018年3月3日 16時45分

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エルヴィス・プレスリーのそっくりさんとして全米各地で数々のパフォーマンスを行ってきた男性が、アーカンソー州の下院議員選挙に出馬する意向を示している。同州ばかりか全米各地のメディアが早くも「プレスリー当選なるか!」と興味深く見守っているようだ。

アーカンソー州で今、エルヴィス・プレスリーならぬ、エルヴィス・D・プレスリー(Elvis D. Presley)さんが大きな注目を集めている。米音楽界のスーパースター、エルヴィス・プレスリーのそっくりさんとして鳴らし、数々のショーを繰り広げてきた彼が今一番興味を持っているのは政治。所属政党は「リバタリアン党(Libertarian Party:日本では自由主義者党、自由党と訳される)」で共和党・民主党の二大政党にははるか及ばないが第三位の存在といわれている。

アーカンソー州は下院に4議席を保有しているが、『ABC News』によればエルヴィスさんは「第1議会地区」の共和党・現職下院議員リック・クロフォード(Eric Alan “Rick” Crawford、52)氏の座を奪いたいと狙っているもよう。2011年以来毎回当選してきたクロフォード氏は父が空軍兵士という環境で育ち、本人も爆薬処理技術者として陸軍に在籍し、軍曹に昇進した経歴を持つ。その後アーカンソー州立大学に進学してラジオパーソナリティやビジネスマンを経て政治家になった異色の存在で、DJの経験から舌戦では敵なしといった感じだ。

一方リバタリアン党は、税金を投入する公立学校・同大学、道路、警察、司法、軍隊の政府による独占、公的年金や社会保障制度を認めない主義を掲げている。過去にはアーカンソー州知事、不動産コミッショナー選にも出馬しており、熱意だけは州民に十分に伝わっているエルヴィスさんだが、クロフォード氏の不動の人気にどんな角度から切り込んでいったらよいのか当選のハードルはかなり高そうだ。

先月24日にリバタリアン党の総会が開かれ、同党から出馬が決まったうちの1人であるエルヴィスさんは26日、出馬に関する正式な書類を党に提出した。果たして“エルヴィス・プレスリーのそっくりさん”は下院議員に当選なるか…!?

画像は『FOX 4 Kansas City WDAF-TV 2018年2月27日付「Elvis is running for Congress」(Courtesy: Pulaski County, AR Libertarian Party)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)

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