【エンタがビタミン♪】『もみ消して冬』脚本が見事 “靴を隠した犯人”の真相に感動
TechinsightJapan / 2018年3月4日 18時50分
日本テレビ系土曜ドラマ『もみ消して冬~わが家の問題なかったことに~』は原作なしのオリジナル脚本である。スタート前にはHey! Say! JUMPの山田涼介が主演を務める“痛快「どコメディ」ホームドラマ”として注目されたが、蓋を開ければ「笑える」サスペンスのように楽しめて良い意味で裏切られた。
主人公の警視庁刑事部刑事総務課に所属するエリート警察官・北沢秀作(山田涼介)は、敏腕弁護士の姉・知晶(波瑠)、大学病院に勤める天才心臓外科医の兄・博文(小澤征悦)そして父親で私立中学校・北沢学園の学園長・北沢泰蔵(中村梅雀)とお屋敷に暮らすセレブ一家だ。
さらにベテラン執事の小岩井(浅野和之)や新米執事・楠木(千葉雄大)、北沢家に出入りするクリーニング屋・手毛綱(児嶋一哉)、秀作の警視庁仲間・尾関光希(小瀧望/ジャニーズWEST)と池江里子(恒松祐里)が主な登場人物となる。
北川家の末っ子である秀作が理不尽な目に遭い「心の声」で訴えながらコメディタッチで進む手法では、ストーリーを広げるのに限界があるかに思えた。ところが毎回、予想を超える展開で「笑い」に加え「感動」さえ覚えていく。
特に3月3日放送の第8話は「推理ドラマ」顔負けの結末を見せた。秀作が交際することとなった部下の女性警察官・里子を父親の要望で北川家に連れてくるのだが、家族で盛り上がるうちに秀作は彼女の靴がなくなっていることに気づく。
犯人探しを始めた秀作が尾関の推理をもとに行きついたのは、姉の知晶だった。実は秀作が子どもの時、小学生の姉が男友達とデートするために準備していたおしゃれな靴を隠した過去がある。それで秀作は知晶がその時のことを覚えていて里子の靴を隠したと考えたのだ。
当初は知晶も「隠していない」と否定したが、秀作からしつこく追及されると挙動不審となる。そこで知晶のカバンから靴が出てくるはずが、真相は秀作の推理と全く違う方向へ進む。
オンエア後には視聴者から『波瑠 06_haru_17 Instagram』に、「知晶っていいお姉さんでしたね」「知晶さんの愛情伝わりました! ビバ北沢家」「意外なラスト展開! そして、知晶の優しさにぐっときました」などの反響があった。
『もみ消して冬』の脚本家は土曜ドラマ『ボク、運命の人です。』(2017年)や水曜ドラマ『世界一難しい恋』(2016年)、月9ドラマ『プロポーズ大作戦』(2007年)などを手掛けた金子茂樹氏だが、これまでとは違った魅力を感じる作品だ。
画像は『波瑠 2018年3月3日付Instagram「兄さんと松也とクリーニング屋。」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)
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