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【海外発!Breaking News】手押し車で大量の硬貨を運んでいた男性 列車内に置き忘れるも無事戻る(独)

TechinsightJapan / 2018年3月7日 15時48分

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海外では貴重品や多額の現金をどこかに置き忘れてしまった場合、手元に戻ってくる可能性は極めて低いと言われる。だがこのほどドイツでハンブルク出身の男性が3万ユーロもの価値のある硬貨を電車の中に置き忘れたものの、すべて手元に戻ってきたという。『SPIEGEL ONLINE』『WELT』など多数のメディアが驚きをもって伝えている。

硬貨コレクターのこの男性は、今月3日から4日にかけてミュンヘンで開催された硬貨とメダルの見本市に参加するため、ハンブルクから列車で向かった。だが彼はなぜかミュンヘンではなく途中の駅で降車、しかもその際に持参した硬貨を車内に置き忘れてしまったのだ。

彼が持参していた硬貨の価値は合計約3万ユーロ(約390万円)。これらは2つの袋に分けられ、手押し車に載せられて車内に置かれたままとなった。大量の硬貨を運ぶために手押し車は合理的な方法なのかもしれないが、長距離間の特急列車内でまずお目にかかるものではない。車両内の荷物置き場に置かれていたと思われるが、スーツケースやリュックサックなどとともに置かれていたのであれば、さぞ目立つものであっただろう。

だが目立つことで逆に疑われなかったのか、硬貨や手押し車も誰に盗まれることなく、そのまま最終到着駅ミュンヘンまでたどり着いた。到着後は車掌によって発見され、ミュンヘン中央駅の警察に届けられたという。対応にあたった警察官は、袋の中身もさることながらその運搬方法にも驚いたようで「拾得物が手押し車ごと警察に届けられるなんて滅多にないことです」と話している。

これらの硬貨や手押し車はその後、置き忘れた男性がミュンヘン中央駅まで受け取りに行き無事に戻ったそうだ。男性が途中下車した理由は今も明らかにされていないが、4日の15時まで開催されていた見本市への参加もどうやら間に合ったそうである。

画像は『Augsburger Allgemeine 2018年3月4日付「Sammler vergisst Münzen im Wert von 30.000 Euro im Zug」(Bild: Roland Furthmair/Symbolbild)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 椎名智深)

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