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【海外発!Breaking News】ベビーシッターに虐待された3歳児が脳死状態に(米)

TechinsightJapan / 2018年3月16日 4時0分

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信頼して子供を預けていたベビーシッター先で、またもや悲劇が起こった。米オハイオ州のベビーシッターが3歳女児に激しい暴行を加えて虐待。女児はその後、病院で脳死状態となった。助かる見込みはほとんどないと医師から告げられた家族は悲しみを露わにしている。『Fox News』『ABC News』など複数メディアが伝えた。

オハイオ州バトラー郡ハミルトン・タウンシップに暮らすジェイソン・ウエッシーさんは、これまで3歳になる娘ハンナちゃんをベビーシッターのリンゼイ・パーティン(35歳)に数か月預けていた。ところが3月8日に悲劇が起こった。

同郡ハノーバーにある自宅兼デイケア(保育所)のパーティン宅で預けられていたハンナちゃんは、パーティンに激しい暴行を加えられ瀕死の状態となった。ハンナちゃんを激しく揺さぶったパーティンは顔や頭部を何度も殴り、車庫のコンクリート床に頭を打ち付けたハンナちゃんは意識を失ってしまった。無反応になった姿を見て怖くなったのか、パーティンは自ら911へ通報しオペレーターにこのように伝えた。

「父親に連れて来られた3歳児が、突然意識を失った。昨日もあまり具合が良くなかったが、今朝は元気そうにやって来た。ところが急にぐったりしてしまった。目を見開いて苦しそうに喘いでいる。絶対にどこかおかしい。早く来て。」

駆けつけたバトラー郡警察は呼吸困難を起こしているハンナちゃんを発見したが、その頭部や顔面には明らかな痣の痕もあったという。ハンナちゃんはフォート・ハミルトン病院へ運ばれたが、危険な状態であったため急きょシンシナティの子供病院に搬送された。

医師によると、頭蓋骨の一部を緊急手術で除去しなければならないほどハンナちゃんの脳は酷い状態で腫れ上がっていたという。脳死状態となったハンナちゃんは生命維持装置を装着しているが、助かる見込みはほとんどないとされており、家族はただベッド脇で見守ることしかできない。

児童を危険に曝した罪と重暴行の罪で逮捕・起訴されたパーティンは、ハンナちゃんを強く揺さぶり殴ったことを認めたものの、無罪を主張した。ジェイソンさんは法廷でパーティンに保釈金の設定をしないように願い出たが、判事は3万ドル(約320万円)の保釈金を設定し、パーティンは12日に保釈金を支払って釈放された。

バトラー郡警察のリチャード・ジョーンズ警官は「女児は現在、死の淵を彷徨っている。このような事件には胸を引き裂かれる思いだ。なぜ、子供にこのようなことができるのかが理解できない」と心情を吐露した。

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