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【海外発!Breaking News】寝たきり女性の脚をゴキブリとウジが食う 夫と息子は見て見ぬふり(米)

TechinsightJapan / 2018年3月29日 4時1分

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米ペンシルベニア州で2年前、要介護状態にある高齢女性がトコジラミ(南京虫)に噛まれ、放置していたところ皮膚の深いところに化膿を起こす「蜂窩織炎(ほうかしきえん)」を発症して死亡した。このように虫に刺されたり噛まれたりすることを決して侮ってはならない。このたびの話題はジョージア州グイネット郡から飛びこんできた。介助を必要とする女性のいる家庭に呼ばれたものの、目の前の惨状に思わず身震いしたというある救助隊員の話を地元メディアの『gwinnettdailypost.com』が伝えている。

要介護状態にある女性を悲惨な状況のまま放置する事件が起きたのは、グイネット郡のビュフォードという町。救助を要請する通報により地元消防署の隊員がパイン・ツリー・サークルのある民家に向かったところ、非常に不潔な状態で寝たきりとなっていた女性の脚が壊死しており、その体は糞便、ウジ、そしてゴキブリで覆われていた。

実はその女性患者は超肥満体で、約1か月前に病院から自宅に移動する際に同署の隊員らが介助を行っており、使用した折り畳み式担架(簡易ストレッチャー)をそのまま家族に預けていた。しかし再びの通報で現場に向かうと女性はその担架の上に寝たままで、白い担架は糞便で変色していた。このたび通報した理由は女性が意識を失ってしまったためで、体を這う多数のゴキブリやウジが肌や肉をむさぼり食い、脚の皮膚は黒くなって組織が壊死していた。

そばにいた夫と息子は隊員に、「肥満で寝たきりになり面倒を見切れなくなった」と説明。しかし、障がいを抱えて支援や介護を必要としている者を見放す非人道的な行為は犯罪に相当する。消防署は「糞便とゴミのひどい臭いに早くも玄関で圧倒された。女性のベッドがあったリビングからキッチンまでゴミが散乱し、どこも排泄物まみれで非常に不潔。ほかの部屋も含めて床、壁、天井にはゴキブリが這いまわっていた」と報告書に記載し、警察も動いたことにより、夫のテリー・ソレルズ(54)および息子のクリスチャン・ソレルズ(18)が逮捕され、今月15日に正式に起訴された。

『gwinnettdailypost.com』によれば、その後22,200ドル(約235万円)の保証金を支払うことにより夫テリーの身柄だけは保釈となったもよう。ただし同額の保釈保証金が支払われない息子クリスチャンはいまだ身柄を拘束されており、こんなところにも家族間の薄情さが現れているようだ。なお、病院に搬送されて治療を受けたことから女性の容体は回復をみせているという。

画像は『gwinnettdailypost.com 2018年3月23日付「Father, son charged after woman found in ‘deplorable’ and ‘inhumane’ conditions」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)

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