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【海外発!Breaking News】足を滑らせ滝から45メートル転落した3歳児、顔の軽傷のみ(英)

TechinsightJapan / 2018年5月18日 21時33分

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自然豊かなウェールズにある、落差73メートルという極めてダイナミックな滝。その中間から不測にも幼い男児が転落し、最悪の事態が予想されたにもかかわらず男児は一命をとりとめた。しかも彼が転落したポイントは…。奇跡が起きたと話題を呼んでいる。

英ウェールズ北部のスランライアドル=イム=モホナントにある「ピスティス・ライアドル(Pistyll Rhaeadr)」という大変有名な滝。「ウェールズの七不思議(Seven Wonders of Wales)」の1つでもある。13日午後1時ごろ、リバプールから家族とともにそこを訪れ、滝の下方から上に向かって登っていた3歳の少年が高さ45メートルの地点で足を滑らせ転落した。英メディア『Metro』によれば、そこは柵のない危険な場所で周囲からも大きな悲鳴があがったという。

その異変に気付いたのは近くで「Pistyll Rhaeadr Restaurant and Tearooms」を経営するフィル・フェイシーさん。メディアの取材に「人が絶叫する声が聞こえたため外に出てみたところ、滝つぼから小さな男の子を救出しようとしている男性の姿が見えました」と語っている。彼が現場へ駆けつけたところ、男児はちょっとした滝つぼから這い出そうと頑張っていた。途中の岩肌に体を強打していたらひとたまりもない。滝つぼにダイレクトに落ちたことが不幸中の幸いであったとはいえ、その水深もたった61センチである。

さらにもう1つ奇跡的なことが起きた。男児を救おうと手を伸ばしていた叔母が足を滑らせ、さらに落下。しかし7.6メートルほど下の岩肌から生えている大木にひっかかり、登山家に助けられていた。2人はフェイシーさんが経営するカフェにて医師の診察を受けたが、医療用ヘリと救急車も手配されたにもかかわらず少年は顔に軽傷を負っただけであるという。

奇跡的に一命をとりとめた男児。そして叔母。フェイシーさんはこの名瀑について「ここには必ず何かがある、神聖なる魂、霊が宿っていると私は感じてきました。訪れた観光客たちは『ここはもう一人の自分を発見するための最適な場所だ』と言います。誰もがこの滝に強く魅了され、やがて亡くなると遺灰が撒かれることもたびたびです。非常に多くの素晴らしい逸話を持つ滝なのです」と話している。

画像は『Metro 2018年5月16日付「Toddler plunges 150ft down waterfall but survives after landing in 2ft pool」(Picture: Daily Post Wales)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)

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