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【海外発!Breaking News】史上2番目に長い試合を制した南ア選手、ウィンブルドン決勝前には大統領から激励コール

TechinsightJapan / 2018年7月21日 13時30分

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英ロンドンで7月15日、ウィンブルドン選手権の決勝が行われ、南アフリカ人選手ケビン・アンダーソン(Kevin Anderson)が出場した。南ア人がウィンブルドン決勝に出場するのは実に97年ぶりとなる快挙、アンダーソンのもとには南アフリカ大統領からも激励の電話がかかってきたという。

ケビン・アンダーソンはヨハネスブルグ出身の32歳、2メートル3センチという長身を生かしたプレーをしている。米イリノイ大学卒業後の2007年にプロに転向、着々と順位を上げ2015年にはATPシングル世界ランキングトップ10入りを果たした。しかし2016年の足首の手術、股関節、左ひざ、右肩の故障などにより2017年1月には80位にまで落ち込んだ。

今年1月に14位、2月には8位となり今季絶好調のアンダーソンは、ウィンブルドンで驚異的な粘りを見せて観客を魅了してきた。準々決勝のロジャー・フェデラー(スイス)戦は第5セットが13-11、試合は4時間13分という長丁場だったが、これを見事勝ち取った。

疲れを癒す間もなく行われた準決勝のジョン・イズナー(アメリカ)戦は、テニス四大大会で史上2番目に長い6時間36分という試合であった。最終セットが26-24という気の遠くなるようなゲームを制し、試合後は観客総立ちで2人を送り出している。

そして迎えた決勝戦、南ア人が決勝に進出するのは1921年のブライアン・ノートン(Brian Norton)以来、じつに97年ぶりのことだ。アンダーソンはこの試合直前、南アフリカ大統領シリル・ラマポーザ氏からの電話を受けたそうだ。ラジオ『ジャカランダ FM』のインタビューにて、アンダーソンは「ロンドンの人々から南アフリカのスポーツ選手にいたるまで様々な人から素晴らしい支援をいただいた。試合直前にはラマポーザ大統領と話し、大統領から『南アフリカ国民はあなたを誇りに思い、陰ながら支えている。最高のショットを決めてくれ』と激励された」と明かしている。

残念ながらノバク・ジョコビッチ(セルビア)にはストレート負けとなったものの、「ウィンブルドンでの2週間で得たものは計り知れない。このような機会をより多く持てるよう、さらに練習を重ねていきたい」と前向きなコメントを発表した。ウィンブルドン後、アンダーソンのランクは自己ベストの5位に上昇している。

画像は『Kevin Anderson 2018年7月15日付Twitter「It means so much for me to have played in the @Wimbledon final.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 FLYNN)

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