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【海外発!Breaking News】旅先で溺れた子供2人を救った英国人男性、旅行会社に「ホリデーが台無し」と損害賠償請求

TechinsightJapan / 2018年9月17日 21時0分

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旅先で思わぬアクシデントを目撃し、救助に尽力した男性。しかし後にそれがトラウマとなり、男性は帰国後に仕事を1週間休まねばならなかった。これに対して男性は旅行会社に損害賠償金を請求したが拒否され、怒りをTwitterに投稿した。『Mirror』『Metro』などが伝えている。

今年6月、英マージーサイド州シーフォースに住む2児の父スティーブン・タートさん(32歳)は、地中海に浮かぶメノルカ島サント・トマスでホリデーを過ごした。しかし滞在3日目に、スティーブンさんはあるアクシデントに巻き込まれた。

ビクトリア・プラヤ・ホテル内にあるプールサイドでスティーブンさんが日焼け止めクリームを塗っていた時、見知らぬ子供2人がプールで溺れていることに気付いた。深さ2.4メートルのプールの底に沈んだ7歳男児と6歳女児を救うためスティーブンさんはプールに飛び込んだが、職務に当たらなければならないはずのライフガードスタッフはなんの行動も起こそうとしなかったという。

この救助のおかげで幸いにも子供2人は難を逃れたが、以降スティーブンさんはその出来事に悩まされるようになってしまった。残りのホリデーも台無しになり、子供たちを助けるために水中へ飛び込むが結局救助できなかったという悪夢を度々見るようになったスティーブンさんは、帰国後も仕事を1週間休まなければならないほどだった。

そこで、利用した旅行会社「TUI」に「御社が契約しているホテルで職務に従事すべきスタッフが何もしなかったために、私が代わりに子供たちの救助をした。だが、その出来事がトラウマとなり仕事も1週間できなかったほどの影響を受けた。よって御社に損害賠償金を請求したい」と要求した。しかし「TUI」はスティーブンさんの言い分には同意せず、その要求を拒否。これに怒りを感じたスティーブンさんは、旅行から2か月後にTwitterで心情を綴った。

「『TUI』が使っているホテルで、仕事ができないスタッフを雇っていたために起きた出来事であるのだから、少なくとも旅行会社が何かしらのオファーをすべきであり、この事態に責任を取って然るべきだと思う。にもかかわらず、『TUI』は私の要求を拒否し、ホテル側にも何の責任追及もしなかった。おそらく今後のビジネスが失われ収益が減るのを避けたかったに違いない。プールに飛び込んで救助をしようと思ったのは自分の意思だから、あくまでも自分の責任と言われた。では仕事中であるはずのライフガードが何もしないのをいいことに、私も溺れている子供を見たまま放っておけば良かったとでもいうのか!? なんて旅行会社だ。」

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