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【海外発!Breaking News】配達先で異変を察したピザデリバリースタッフ “暴力男”から女性を救う(米)

TechinsightJapan / 2018年10月5日 17時30分

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ピザを届けた配達先でとんでもない事態が起こっていることをいち早くキャッチし、緊急通報したデリバリースタッフ。機転を利かせたこのスタッフのおかげで、女性は危機を免れた。『NBC News』『PEOPLE.com』などが伝えている。

米ウィスコンシン州シボイガン郡にあるドミノ・ピザのデリバリースタッフ、ジョセフ・グランドルさん(24歳)は、ピザを届けた配達先で女性の“SOS”をキャッチした。実はこの配達先では、壮絶な出来事が繰り広げられていたのである。

9月27日の午後1時頃、ディーン・ホフマン(55歳)は2016年12月~今年8月に交際していた女性(57歳)のことが忘れられず、ヨリを戻すために女性が新たに引っ越しした家に侵入した。気付いた女性が「警察に通報する」と告げると、ホフマンは逆上。女性の顔を殴り、髪を引っ張って2階へ連れて行き、彼女の両手足を掃除機のコードで縛りつけた。口にタオルや布で猿ぐつわをされた女性は、呼吸困難に陥り「今日、私は死ぬ」と恐怖に慄いたという。

ホフマンは女性を縛りつけている間、遺書らしきメモを綴り、銃を所持していることを女性に伝え脅かした。およそ30分後にホフマンは女性を縛ることを止めたが、その後数時間は女性に家から出ることを許さなかった。ホフマンは女性の電話を奪い、本人のふりをして彼女の子供たちに「具合が悪いから数日は家に来ないで」とメッセージまで打っていた。しかし夜になってホフマンがドミノ・ピザのデリバリーを頼んだことにより、事態が急展開した。

ジョセフさんはホフマンがピザの受け取りに玄関で対応した際、彼の背後に女性が立っているのを見た。女性は目の周りの痣を指さしながら「助けて」と口だけを動かし、ジョセフさんに助けを求めたのだ。さらにホフマンが現金を取りに家の奥へ行った時にも、女性は「警察を呼んで」と口を動かした。その女性宅から8分ほどの距離にある店に戻ったジョセフさんは、すぐさま警察に通報した。

警察官が現場に到着すると、ドアを開けようとした女性を阻止したホフマンの姿が見えた。「開けないのならば強硬手段に出る」と言う警察官に、ホフマンは観念してドアを開けた。「助けて」と叫んだ女性の顔にできた痣や出血した鼻を見た警察官は、すぐにホフマンを逮捕した。ホフマンの車のトランクからは、22口径の銃が発見されている。警察の調べに対し、ホフマンは「口論中にカッとなって(女性を)殴った」「(女性と)一緒に死ぬつもりだった」と供述している。

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