【海外発!Breaking News】白血病女児のための募金サイトを悪用、娘を亡くした両親が激怒

TechinsightJapan / 2018年10月13日 21時28分

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欧米では、病と闘う患者のためにクラウドファンディングサイトで寄付金を募ることは決して珍しくなく、見知らぬ人からの善意の募金が様々な理由で苦しむ人の救いになっていることは事実である。しかし、そうした好意を悪用する輩もまた存在する。このほど、白血病の娘の治療のためにと設定されたアカウント詳細を真似し詐欺行為を働こうとした何者かに、娘を亡くした両親が激怒した。『The Sun』『Metro』などが伝えている。

グレアム・ジャクソンさん(42歳)と妻アマンダさんは、8月に6歳だった娘のダーシーちゃんを急性リンパ芽急性白血病で失い、いまだ悲しみが癒えないにもかかわらず、寄付金を募っていたクラウドファンディングサイト「GuFundMe」で信じられないアカウントを目にした。それはダーシーちゃんの名前や詳細が全てコピーされた偽のアカウントで、詐欺とは知らずに寄付した人たちからの募金が5千ポンド(約74万円)も集まっていた。

ジャクソンさん一家は、もともとスコットランドのファイフにあるカーコーディという街に住んでいたが、3年前からサウジアラビアに移住していた。病と闘うダーシーちゃんにアメリカでの治療を受けさせたいと願った両親は「GoFundMe」に寄付を呼び掛けた。アメリカでの治療費は100万ドル(約1億1千万円)を必要としたが、ダーシーちゃんのことはネット上でも拡散し、アカウントが設定されて24時間以内には5万ポンド(約740万円)が集まる勢いであった。

ところが、ダーシーちゃんの容態が急激に悪化。8月に、サウジアラビアで帰らぬ人となってしまった。グレアムさんとアマンダさんは、ダーシーちゃんの兄ダニエルさんと姉シエナさんを連れてスコットランドに戻り、ダーシーちゃんの葬儀を行ったという。大切な娘を失い、Facebookでダーシーちゃんへの想いを綴っていた夫妻は、我が子に治療を受けさせたいという願いは叶わなかったものの、ダーシーちゃんと似たような病で苦しんでいる別のがん患者ジョシュア・ニコルソン君の一家に、集まった寄付金を譲渡した。しかしダーシーちゃんの死からわずかの間に、このような詐欺アカウントを発見したのである。これに気付いたグレアムさんは激怒し、ソーシャルメディアで怒りを露わにした。

「どこかの詐欺師が、GoFundMeページで私たちの娘の詳細をそっくりそのまま真似て募金を集めています。私たち夫婦はこのアカウントを設置していませんし、お金も受け取っていません。このことはGoFundMeと警察へ通報しました。」

「私たちが必死に娘の死を乗り越えているこの辛い時に、どうやったらこんな残酷なことができるのでしょうか。怒りに打ち震えています。このような行為は最低中の最低といえるでしょう。この詐欺師を捕まえてやりたい気持ちでいっぱいです。」

なお現在、GoFundMe側は偽のアカウントを設定した人物とそのページを削除している。このニュースを知った人からは、「これは本当に最低行為」「こんな奴は同じ目に遭えばいい」「こんな目に遭って家族も辛いだろうね。ダーシーちゃん、どうか安らかに」といった声が寄せられている。

画像は『The Sun 2018年10月10日付「LOWEST OF THE LOW Sick GoFundMe fraudsters set up fake £5,000 fundraising page to cash in on death of tragic leukaemia girl, six」(Credit: FACEBOOK/DARCI’S JOURNEY WITH LEUKEMIA)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

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