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【海外発!Breaking News】生後4か月の息子を激しく揺さぶり死なせた父親に判事、「言い訳は通用しない」(英)

TechinsightJapan / 2018年10月17日 15時12分

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イギリスで、昨年6月に生後4か月の息子を激しく揺さぶったことから脳内出血を生じさせ死亡させた父親への判決がこのほど下された。裁判では、過失致死を認めるも殺人を否定した父親を判事は厳しく糾弾。殺人罪で起訴された父親には、最低でも22年の懲役刑が言い渡された。『BBC News』『The Sun』などが伝えている。

昨年の6月2日、英バークシャー州ニューベリーにてダニエル・マクラーレン(30歳)はパートナーのクリスティン・バーソロミューさんとの間に生まれた生後4か月の男児ジャック君の頭を激しく揺さぶり、致命的な重傷を負わせた。

この日の夜、クリスティンさんはジャック君の世話をダニエルに任せて家族との食事に出かけていた。この間にダニエルがジャック君の頭を揺さぶるという暴行を加えたことから、ジャック君の容態が急変。ダニエル自ら999通報し、出先のクリスティンさんにも連絡を入れた。急いで帰宅したクリスティンさんは容態が急変している息子を見てパニックになった。救急隊員が駆けつけた時には、ジャック君は顔色を失いぐったりとし、鼻と口から白い液体を吐いていたという。通報時、ダニエルはオペレーターに「哺乳瓶を飲んでいたがミルクを詰まらせて具合が悪くなった」と説明しており、その後の取り調べでは「哺乳瓶のミルクを与えている間、自分は銀行へ出かけていた」とも供述していた。

ジャック君はロイヤル・バークシャー病院へ搬送されたが、その後すぐに脳神経病棟があるサウサンプトン総合病院へと転院。しかし脳内出血を起こしており、2日後に死亡した。

検死結果で、ジャック君は激しく揺さぶられたことが原因で脳内出血を起こしていたことが明確になっただけでなく、過去にも暴行を受けたような痕跡があることがわかった。ダニエルは、事件の3週間前にもジャック君を激しく揺さぶっていたようだ。今回の捜査にあたったテムズ・バリー警察は、ダニエルがスマホで「なぜ乳児の舌が紫色になる?」「無視してはいけない乳児の深刻な兆候」「喉を詰まらせる/顔が紫色になった時にはどうする?」などといった言葉を検索していたことを突き止めた。

ニック・ジョン刑事局長は「父親というのは、我が子を無条件で愛し子供から頼られる存在でなければならないはずだ。しかしダニエルはその立場を利用して、無抵抗な我が子を傷つけた。4か月半の幼い子供が二度にわたり重傷を負うとは、致命的でしかない」とダニエルを非難した。

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