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【海外発!Breaking News】死産した双子の赤ちゃんをゴミ箱に遺棄した26歳母親 「妊娠に気付いていなかった」(タイ)

TechinsightJapan / 2018年12月6日 18時0分

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このほどタイから、死産した双子の赤ちゃんをドラム缶に遺棄した女性のニュースが飛び込んできた。後に自首した母親は「妊娠していることに気付かなかった」と警察で供述したという。『THE NATION』『Mirror』などが伝えた。

11月30日の午後4時20分頃、タイ中部サムットプラーカーン県のムアン地区で、ひとりの女性が青い大型のドラム缶が並べられているゴミ捨て場に現れ、持っていたビニール袋をドラム缶に捨てると来た方向へと歩き去った。

その日の夜、ドラム缶に捨てられているリサイクル可能なペットボトルを売るために収集にやって来た57歳のトンルン・ケオウォンヒューさん(Thonglun Kaewwonghiew)は、見慣れない白のビニール袋が捨てられていることに気付いた。袋の端に血のようなものがついていたことから不審に思ったトンルンさんがドラム缶の中からビニール袋をつまみ上げると、2つの小さな赤ちゃんが袋からこぼれ落ちた。激しいショックを受けたトンルンさんは慌てて助けを求めに近所に走ったという。

午後8時半頃、通報を受けた警察官が現場に駆けつけ、ゴミ捨て場近辺の監視カメラを確認すると、ビニール袋を捨てた女性の姿が映っており、その女性は近くのアパートに戻って行ったことがわかった。警察は女性の住む部屋を探していたが、その間に女性は警察に出向き自首した。アパートの建物に警察官が入ってくるのを見た女性は、自首するしかないと観念したようで、赤ちゃんの遺体を遺棄したことを認めた。

26歳のこの女性(名は公表されず)は、警察で「交際していた男性とは4か月以上も前に別れた」「妊娠していることに気付いておらず、朝になって腹部に痛みを感じたが生理痛だと勘違いし、鎮痛剤を2錠飲んだ。そして11時頃にトイレで排泄すると、2人の赤ちゃんが出てきた。赤ちゃんは2人とも既に死んでいて、ショックでどうしていいかわからなかった」と供述。ハサミでへその緒を切断し、出血がひどかったのでバイクで生理用品を買いに出たが、出血が治まるのを待ってから双子の遺体を捨てに行ったと話した。

その後、大量に出血したために具合が悪そうだった女性を病院へ連れて行った警察官は、「女性がとった行動は正しい対応とは思えない。女性は救急サービスに電話すべきだった。しかし、現時点でこの件は犯罪として成立していない」と話しており、事実、女性は逮捕されていない。

画像は『Mirror 2018年12月4日付「Mum caught dumping stillborn twins in rubbish bin before walking away」(Image: ViralPress)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

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