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【海外発!Breaking News】生後2か月の男児を殺害したベビーシッター、気付かぬふりで遺体を母親に返す(米)

TechinsightJapan / 2019年1月9日 16時3分

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米ウィスコンシン州で、我が子だけでなく他人から預かっていた子供までも虐待していた女が逮捕された。ベビーシッターをしていた5児の母親は、当時生後2か月の男児を死なせたにもかかわらず、男児の親に遺体を生きていると見せかけてそのまま返していた。更に別の女児に対しても虐待していた罪で起訴されたが、女は6人目の子供を妊娠している状態で刑務所に勾留されているという。『Milwaukee Journal Sentinel』『9News』などが伝えている。

ウィスコンシン州ウォーソーで昨年10月18日、当時生後2か月の男児ベンソン・ション君が自宅にて無許可でデイケア(保育施設)を運営していたマリッサ・ティエトソート(28歳)に虐待され死亡した。

ベンソン君の母親ヘザー・ガードナーさんは、この日午後3時半~4時の間にベンソン君と長男の2人をマリッサの自宅に預けた。午後9時20分頃に子供たちを迎えに行ったヘザーさんは、防寒着を着せられ帽子が目に被っていた状態で車内のチャイルドシートにいるベンソン君を見て、夜遅いので眠っていると思ったという。その後、子供らを乗せてコインランドリーに行ったヘザーさんは初めてベンソン君が息をしていないことに気付いた。

四肢が既に固くなり冷たくなった我が子の姿にパニックになりながらも、ヘザーさんは必死に蘇生を試みた。午後9時45分頃、母親から通報を受けたウォーソー警察が駆けつけるも、ベンソン君は既に死亡しており、後の検死結果で鈍的頭部外傷により何時間も前に死亡していたことが判明した。検死にあたった法医学病理学者は、ベンソン君には少なくとも3か所の外傷があったこと、尾骨を骨折し脱臼した状態になっていたことから、外部からかなり強い暴力を振るわれて死亡したと述べた。

マリッサは、ベビーシッター中に男児が死亡したのを知っていながらも蘇生を試みることも通報することもせず放置。午後6時半頃にマリッサのボーイフレンドが帰宅してもベンソン君の死を口にせず、ボーイフレンドと自分たちの息子と預かっていたヘザーさんの長男、そして死亡しているベンソン君を連れてマクドナルドに食事に出た。その後、ヘザーさんへ生きていると見せかけてベンソン君の遺体を渡し、マリッサは家族でウォーソーのプラザホテルへ水泳するために出かけていた。19日の午前4時15分頃、警察はホテルにいたマリッサに事情を聞いたところ、ベビーシッター中にベンソン君が死亡したことを認めたが「殺してはいない」と供述した。逮捕されたマリッサには50万ドル(約5,420万円)の保釈金が科せられており、18歳未満の子供や被害者遺族らとの連絡を一切禁じる命令が出された。

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